【2025年度版】看護師の夜勤バイト お給料の相場は関東と関西でこんなに違う！？

夜勤バイトを検討する上で、看護師さんにとって気になるのが「どのくらい稼げるのか」「地域で差はあるのか」といった点ではないでしょうか？実は、夜勤1回あたりの平均日給は、関東と関西で違いが見られます。

今回は、夜勤専門求人サイト「ナイトナース」に掲載された約3,500件の求人データをもとに、正看護師・准看護師それぞれの夜勤相場を関東・関西で比較し、エリア選びのヒントを解説します。

【関東・関西】職種別（正看護師/准看護師）の夜勤平均賃金（日給）

まずは、関東・関西における職種別（正看護師/准看護師）の夜勤平均賃金（日給）を見ていきます。

【関東】
正看護師 30,716円
准看護師 27,758円

【関西】
正看護師 27,747円
准看護師 25,193円

関東と関西で夜勤バイトの平均日給を比べると、正看護師・准看護師ともに関東のほうが高い傾向が見られます。正看護師では関東が30,716円、関西が27,747円と約3,000円の差があり、准看護師でも関東が約2,500円上回っています。

特に注目したいのは、関東の准看護師と関西の正看護師がほぼ同水準となっている点です。平均値のデータのため、一概には言い切れませんが、夜勤1回あたりの収入は、資格だけでなく「どのエリアで働くか」も大きく影響することがわかります。

【関東・関西】病棟・施設別の夜勤平均日給は？

次に、関東と関西それぞれの病棟・施設別の夜勤平均日給を比較してみましょう。

病棟・施設別に夜勤バイトの平均日給を見てみると、すべての区分で関東が関西を上回る結果となっています。中でも関東・関西ともに高単価なのが有料老人ホームで、関東では3万円を超える水準です。関東では訪問看護・訪問診療も3万円台を維持しており、夜勤1回でしっかり稼ぎたい方に向いています。

一方、関西では訪問看護・訪問診療が比較的高めですが、救急外来は関東と比べて約5,000円以上低く、地域差が大きいのが特徴的です。

【関東・関西】職種別 × 病棟・施設別の夜勤平均日給は？

最後に、ここまで見てきた職種別と病棟・施設別を組み合わせたデータを比較します。

■関東の「職種と病棟・施設別」夜勤アルバイト平均日給

■関西の「職種と病棟・施設別」夜勤アルバイト平均日給

職種と病棟・施設を掛け合わせて夜勤バイトの平均日給を見ると、すべての区分で関東が関西を上回っています。特に正看護師では、救急外来や訪問看護・訪問診療といった医療依存度が高い現場で地域差が大きく、関東では3万円を超える求人が多く見られます。有料老人ホームは正看・准看ともに高単価で、比較的安定して稼ぎやすい施設といえるでしょう。

関西は施設による差が大きく、准看護師では有料老人ホームで正看護師を上回るケースがある一方、救急外来では日給が大きく下がります。職種だけでなく、どの施設で働くかが収入を左右する点が重要です。

関東や関西の夜勤バイトを探す方法

関東・関西で夜勤バイトを探す際は、地域や施設ごとの相場を把握した上で、条件に合う求人を効率よく比較することが重要です。
夜勤専門の看護師求人サイト「ナイトナース」なら、エリアや職種、施設別に夜勤求人を検索でき、相場より高条件の案件も見つけやすくなります。非公開求人の紹介や条件相談も可能なため、収入重視で夜勤バイトを探したい方はぜひご相談ください。