現役看護師さんに聞いた、療養病棟での夜勤バイト(Wワーク)の実態!

療養病棟の患者さん

急性期医療の治療を終えた慢性期の患者さんが中心の療養病棟。
Wワークをする看護師さんの中には、さまざまな理由から療養病棟をバイト先に選ぶ方も少なくありません。
しかし、未経験の方にとっては、自分にもできるかどうか不安を抱くこともあるでしょう。

そこでナイトナースでは、療養病棟で夜勤バイト(Wワーク)をしている看護師さんにアンケートを実施。
今回は、その回答の一部を紹介しながら療養病棟でのアルバイトの実態を紹介します。

バイト先とご自身の勤務先とのお仕事内容の違いは?

療養病棟で働く看護師

はじめに、療養病棟と普段勤務している病院・病棟との違いについて伺いました。

【実際の看護師さんの声(※ナイトナース調べ)】

40代 女性 正看護師
「尿のメモリなど、細かい部分をきっちり記録しないといけない点に違いがありますね」
30代 女性 正看護師
「夜間の人の配置が薄く、1人で数をこなさないといけないことが多い点が普段の勤務先と大きく違います」
60代 女性 正看護師
「常勤先は回復期の患者さんがメインです。療養のバイト先では、基本的に急変、お看取り、転送があることを覚悟していないといけない点に違いを感じています」

勤務体制や業務内容(記録すべきものなど)が、普段の勤務先と異なる点が多いと回答する看護師さんが多くいらっしゃいました。

慣れるまで戸惑ったことは?

次に、療養病棟での勤務に慣れるまでに戸惑った点について伺いました。

【実際の看護師さんの声(※ナイトナース調べ)】

30代 女性 正看護師
「1人で大勢の患者さんの対応をしなければならず、最初の1か月間は大変でした」
60代 女性 正看護師
「何も見ないで仕事が出来るようになれるまでに3か月かかりました。業務を覚えるためには、週に1回以上の勤務が理想かもしれません」
50代 女性 正看護師
「一から丁寧に業務を教えてくれるというよりは、実際の勤務の中で覚えてほしいという方針だったため、わからないことを聞きながら勤務するのが大変でした」

未経験からはじめた方にとっては、覚えることが多く、慣れるまでは苦労も多いようです。
ただ、慣れてきてからは「働きやすい」と感じる看護師さんが多いのも療養病棟の特徴の一つです

数ヶ月アルバイトをしてみた感想は?長く続けられそう?

数か月、療養病棟でのアルバイトをした看護師さんに、実際に勤務してみた感想を伺いました。

【実際の看護師さんの声(※ナイトナース調べ)】

60代 女性 正看護師
「はじめた時よりも回数を増やして勤務をしています」
40代 女性 正看護師
「現在も継続的に勤務を続けています」
40代 女性 正看護師
「引っ越しをしてしまい辞めてしまったのですが、それが無ければ続けたかったです」

回答の多くが、「現在も勤務を継続している」「長く続けていきたい」というものでした
体調や引っ越しなどの都合で勤務を辞めてしまった方でも、「仕事自体は続けたかった」という感想を持っている方が多いのも印象的です。

長く続けられている理由は?

最後に、療養病棟でのアルバイト勤務を長く続けられている理由について伺いました。

【実際の看護師さんの声(※ナイトナース調べ)】

60代 女性 正看護師
「勤務先の療養病棟の方は皆さん親切で、働きやすい環境だと感じでいます。これからも続けていきたいです」
40代 女性 正看護師
「助手の方が良い人ばかりで、人間関係に悩むことなく勤務できています。長く続けていきたいです」

多かった回答は、「療養病棟は人間関係が良好」というものでした。
人的なストレスがなく、勤務に専念できるのが療養病棟のメリットなのかもしれません

まとめ

今回は療養病棟でアルバイト勤務をする看護師さんへのアンケート結果を紹介しました。
多くの看護師さんにとって、「普段勤務している病院とは違う点も多いけど、アルバイト先として働き続けやすい環境」と感じているようです

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