助産師としてスキルや経験もあるし現場で働きたいけれど、昼間はなかなか時間がとれないので職に就けない。
今まではそんな潜在助産師と呼ばれる方も多かったですが、最近は夜の時間だけバイトで働く「ナイト助産師」に注目が集まっています。
医療の現場は人手不足が叫ばれていることもあり、今後も夜勤専門で働くスタイルの仕事は増えていきそうです。興味がある方も多いのではないでしょうか?
今回はナイト助産師を目指す方向けに、面接対策の重要性や具体的な対策について書かせていただきます!
【夜の時間に働くからこそ良い職場に巡り合うことが大切】
夜勤の仕事には日勤の仕事にはないメリットがいくつかあります。病院によって待遇は違いますが、手当がつくので時給は高くなることがほとんどです。
また月に数回からでも仕事に就けるので、あまり時間が取れないという方でも効率よく働ける点も良さです。
急なお産などがなければ、静かな病院でゆったりと働けることをメリットに上げる方もいます。
しかし普段は休んでいる時間帯に働くので、ご自身の身体もしっかりとケアをしないと体に負担がかかってしまうことも。
命を預かる緊張感のある仕事なので、ストレスを溜め込まないためにもより自分に合った職場を慎重に選ぶ必要があります。
【仕事に就くにあたって避けては通れない面接】
求人を探す場合は夜勤の求人検索に特化した專門の就職情報サイトがあるので、それを活用することをオススメします。
コーディネーターに自分の希望を伝えることで候補の中からより自分にあった職場を見つけやすいでしょう。
希望する職場を見つけたあとは、面接対策です。
自己アピールは苦手という方も少なくないと思いますが、ここは頑張りどころです。
【面接に臨む上で準備しておいた方が良いこと】
もちろん個別の病院や医療機関によって待遇面などの特徴は様々ですが、助産師としての勤務先は「大学病院」、「個人医院(クリニック)」、「助産院」の3つです。長所短所はそれぞれなので、しっかり把握しておきたい点です。
・自分の職歴やスキルを整理しておく
面接の場では自分の経験やスキルをアピールすることが大切です。
どのくらいの分娩件数を経験したのか流産やオペ介助の経験、助産ケアの中で力を入れてきたことなど、ご自身の獲得してきたスキルや経験をアピールできるよう準備しておきましょう。
また、夜の時間帯は日中よりも少ない人数で仕事を回さなければいけないので、一人ひとりが担当する仕事の範囲も広くなりますし、周囲との連携も求められます。
助産所などはスタッフも少人数であることが多く、ある程度経験がないと難しいので、職歴が浅い人はあまり好まれない傾向にあります。
逆に言えば助産師としてのスキルを堂々と説明できれば受かる確率も上がります!
・志望動機を考えておく
ひとくくりに病院といっても、大学病院、クリニック、助産院などで仕事の内容は異なります。
とくに個人経営のクリニックであれば、病院によって経営理念やどんなお産を得意としているか、妊婦さんや赤ちゃんにどんなサポートをしているかなど独自の方針を掲げているのでチェックしておいたほうがいいでしょう。
具体的にどんな仕事に携わりたいかなど、ビジョンを説明できるとなお理想的です。
家が近いからなど自分側のメリットのみを話してしまうと、やる気を疑われてしまうこともあるので注意しましょう。
・面接マナーを確認しておく
形式的なことではありますが、面接には基本的なマナーがあります。
例えば、身だしなみ、ノックの仕方、入室と退室の動き、座り方や目線の置き方などです。転職活動が久しぶりの場合などは、意外と忘れてしまっている部分もあると思います。
良い受け答えができてもこれらの点でマイナスになってしまうのはもったいないので、ある程度練習しておくと安心です!
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