近年、看護師さんの働き方の一つとして人気の「夜勤専従」。
日勤と比べて長時間勤務になる上、勤務する人数も少なくなるため“負担が大きい辛い仕事”というイメージを持たれがちですが、一方であえて夜勤専従を選ぶ看護師さんも増えてきています。
そこで今回は、実際に夜勤専従で働く看護師さんがどのようなところにメリットを感じているのか、「ナイトナース」が実施したアンケート結果をもとに紹介します。
夜勤専従で働く看護師さんに聞いた「夜勤専従のさまざまなメリット」
アンケートではさまざまな意見が集まりましたが、中でも大きく分けて4つのメリットを挙げた看護師さんが多くいらっしゃいました。
それぞれを項目別に見ていきましょう。
プライベートとの両立がしやすい
夜勤専従では、勤務開始が夕方から夜の時間帯になるため、昼間しかできないことを自由にできるのが大きなメリットの一つ。
看護師さんからは次のようなコメントがありました。
【実際の看護師さんの声(※ナイトナース調べ)】
昼間の時間は家族のために使いたい、趣味や勉強など自分のやりたいことに時間を割きたい看護師さんは、夜勤専従の働き方が合っていると感じているようです。
生活リズムが調整できる
深夜から朝にかけて働く夜勤は「生活リズムが崩れる」と思われがちですが、夜勤専従で働く看護師さんからはこんな意見もありました。
【実際の看護師さんの声(※ナイトナース調べ)】
こうした声のように、夜勤の方が自分の生活リズムに合っていると感じる看護師さんも少なくないようです。
収入面
収入面も夜勤専従の大きなメリットの一つ。
1回の勤務時間が長い上に深夜手当が加算されるため、少ない日数でも高額の収入が期待できます。
【実際の看護師さんの声(※ナイトナース調べ)】
このように、目標があったり勤務日数を少なくしたりと、理想のライフスタイルを実現できるのも夜勤専従の大きな利点です。
その他
実施したアンケートでは他にも、以下のような意見も集まりました。
【実際の看護師さんの声(※ナイトナース調べ)】
夜勤専従の看護師さんは勤務日数が少ないため、日勤の看護師さんが参加しなくてはならない委員会や、ラダー制度などが免除されるケースが多いです。
こういったものが煩わしいと感じる看護師さんにとっては、夜勤専従が選択肢の一つになるでしょう。
また、「夜勤専従は仕事が見つかりやすい」という意見や、日勤に比べると人間関係の面でも負担が少ないという声もありました。
まとめ
今回は、夜勤専従で働く看護師さんが感じているメリットを紹介しました。
金銭的な面だけでなく、自分のワークライフバランスを充実させる一つの手段として夜勤専従を選んでいる看護師さんが多いようです。
もちろん、肉体的な負担が大きいなどのデメリットもありますが、ここで紹介したメリットに魅力を感じるなら夜勤専従を検討してみてはいかがでしょうか。