看護師さんが仕事を辞めた理由(仕事内容編)

新しい職場を探す際には、長く働ける環境であるかを見極めることが重要です。
夜勤バイトで働く看護師さんの離職理由を知っておくと、入職後のミスマッチを防ぐ判断材料になります。

そこで、ナイトナースでは夜勤バイト看護師さんが仕事を辞めた理由についてアンケートを実施。
その結果、離職理由は主に「施設の環境」「人間関係」「仕事内容」の3つに分類されることが分かりました。
今回は、その中から「仕事内容」が原因で辞めた夜勤バイト看護師さんの実際の声を紹介します。

仕事内容による退職理由

退職願

仕事内容が理由で仕事を辞めた看護師さんの声で多かったものが、「仕事量が聞いていたよりも多かった」「身体的な負担」「仕事内容の線引きの不明確さ」の3つでした。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

仕事量が聞いていたより多かった

仕事量が事前に聞いていたよりも多く報酬に見合わないと感じ、退職を決意する看護師さんもいらっしゃいます。
報酬が見合わないと不満につながりやすいため、業務量は事前にしっかりと確認しておきましょう。

【実際のコメント(※ナイトナース調べ)】
・オムツ交換が利用者9割近い人が対象だったり、経管栄養・IVH・点滴の人が多かったりと、仕事が聞いていたよりも多いと感じました。
・管理当直が主と聞いていたのですが、実際には患者の対応もあり、金額と仕事内容が見合っていないと感じました。
・日勤の仕事を夜勤に残されていることが多く、忙しい現場でした。

身体的な負担

身体的な負担を減らすことは、長く働き続けるためには大事なポイントです。
基本的に立ち仕事である上、寝たきりの方や麻痺のある患者さんの介助をするなど、身体的な負担が重なることもあります。
想像以上に身体的疲労を感じている看護師さんも少なくないようです。

【実際のコメント(※ナイトナース調べ)】
・移乗介助や中腰の業務が想像より多く腰痛に悩まされたため、回復リハビリ病棟を辞めました。
・オンコールが鳴りっぱなしで休憩がまともに取れませんでした。おむつ交換を4時間通しで行う必要があったこともあり、身体的負担により離職しました。
・勤続年数が長くなるにつれて業務量が増え、身体的負担も増えました。

仕事内容の線引きの不明確さ

業務の中でも特に、介護業務との線引きができていないことが原因で不満を感じている方も多くいるようです。
あらかじめ、介護士さんとの連携が取れている職場であるかを確認しておくことも重要です。

【実際のコメント(※ナイトナース調べ)】
・医療行為よりも介護業務のほうが多く、看護師資格がなくてもできる仕事だと思うと嫌になってしまいました。
・一緒に働く介護士さんが協力的ではなく、自分が看護と介護業務まですることとなり負担が増しました。

仕事内容のミスマッチを防ぐためのポイント

最後に、仕事内容でのミスマッチを防ぐために確認しておきたいポイントをまとめました。

面談時に業務内容が細かくイメージできる質問をする

面談時には、仕事内容についてできるだけ細かく質問できるよう、事前に準備しておくのがおすすめです。
看護方針やカルテの記録方法、業務の線引きなど病院によって大きく異なる部分を、あらかじめ明確にしておくことで、入職後のミスマッチを大幅に防げます。

職場見学

実際に勤務する前に職場見学ができる施設であれば、積極的に活用しましょう。
見学をすることで、職場の雰囲気や業務内容をイメージしやすくなります。

まとめ

今回は、仕事内容が理由で退職した夜勤バイト看護師さんの実際の声を紹介しました。

ナイトナースでは、専任のコンサルタントによる丁寧なヒアリングと面談を通して、仕事内容のミスマッチが起こりにくい体制を整えています。
もし、直接施設に聞きにくいことがある時、仕事内容について細かく確認したい点がある時は、ナイトナースにご相談ください。

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