Wワークをしている看護師さんが抱える悩みの一つが、シフトのスケジュール管理。
看護師さんは、月初から月末までの1ヶ月単位で勤務日の希望を提出するケースが一般的です。
シフト申告の期限は、施設や病院ごとに異なりますが、月初〜中旬に設定され、シフトの決定が月末となるケースも少なくありません。
そうした状況から、「Wワークをする勤務先のシフトが組みづらい」と感じる看護師さんも多くいらっしゃいます。
そこで今回は、メインの勤務先のシフトが月末にならないとわからない看護師さんのために、Wワークのスケジュールを上手に組む方法を紹介します。
Wワークを検討する際に気をつけたいポイントも併せてチェックしてみてください。
シフト確定日が遅い看護師さんにおすすめのWワーク方法
シフトの確定日が遅い看護師さんには、シフト申告のずれを利用した働き方がおすすめです。
具体的にどのような働き方ができるのか詳しく見ていきましょう。
シフト申告のずれを利用する
メインとWワークの勤務先の間で、シフト申告にずれがある場合のシフトの組み方の具体例は以下の通りです。
【例】
・メインの勤務先のシフト提出スケジュール:「翌月初~月末分のシフト提出期限が前月15日」(確定は25日〜月末)
・Wワークの勤務先のシフト提出スケジュール:「当月16日~翌月15日分のシフト提出期限が毎月10日」
Q.バイト先にシフトを出せるのが毎月25日から月末になってしまうのですがアルバイトできますか?
上記のようにシフトずれを利用し、7月のWワーク勤務先のシフトを組む方法についてみていきましょう。
メインのシフト確定日が月末となるため、7月分のシフトは6月25〜30日頃に決定します。
一方で、Wワーク先のシフトは、7月16日〜8月15日分のシフトを7月10日までに提出すれば期限に間に合います。
そのため、7月16日〜7月30日までのシフトは、メインの勤務先のシフトと照らし合わせてスケジュールが組むことが可能です。
さらに、7月30日〜8月15日の間も、先にメインの勤務先に8月の希望休を出してからWワーク先の勤務日を検討することができます。
シフト提出、確定スケジュールには他にも以下のようなものがあります。
・21~翌20日分を10日までに提出
・11日~翌10日分を10日までに提出
・16~翌15日分を20日頃までに提出、月初に発表
・21~翌20日分を末日までに提出(提出日応相談可)
・4週ずつ提出
「提出日応相談」などの記載がある場合は、メインの勤務先の事情を伝えた上で、相談しながらシフトを組むことも可能です。
単発アルバイトを活用する
単発の求人であれば、月末にシフトの発表がある場合でも、メインの勤務先のスケジュールに合わせたシフト調整が可能です。
例えば、単発のアルバイトには以下のような種類があります。
・病院やクリニック(夜勤・日勤)
・デイサービス
・イベント、ツアーナース
・訪問入浴
働きたいと思ったタイミングですぐに単発アルバイトの求人を見つけるために、事前に派遣サイトに登録しておくとスムーズでしょう。
Wワークをする際にチェックしたいポイント
看護師さんがWワークをする場合、シフト以外にもいくつか確認しておきたいポイントがあります。
Wワークを始める前に以下の内容を確認しておきましょう。
最低就業日数は何日か
勤務先によっては「週に〇日以上出勤」など、最低就業日数に決まりがある場合があります。
Wワークをする際は、本業の負担とならない範囲で働くことが大切です。
そのため、できるだけ最低就業日数の縛りが少ない勤務先を選ぶようにしましょう。
無理のない働き方か
Wワークをする看護師さんのなかには、ついつい無理なスケジュールで働いてしまう方も少なくありません。
体調管理が難しくなるほどのハードワークを続ければ、双方の勤務先に迷惑をかけてしまうことにもつながります。
Wワークのスケジュール管理には細心の注意を払いましょう。
また、一緒に働いている周囲の方への配慮も大切です。
疲れが取れずミスが続くような状況になれば、「あの人はWワークをしているから」と職場の人と関係が悪化してしまうことも考えられます。
Wワークをする際は、無理のない働き方を目指しましょう。
Wワークの夜勤求人情報はナイトナースで探そう
今回は、シフトの確定が遅い看護師さんに向けて、シフトずれを活用する働き方や単発アルバイトについて解説しました。
ナイトナースでは、シフトずれを活用した働き方をしたい看護師さんに向けて「シフトずれ」の求人を検索が可能です。
ぜひ、求人検索ページの「希望条件」で「シフトずれ」にチェックを入れて検索してみてください。
ナイトナース求人検索はこちら