夜勤の仕事を探している看護師さんで「アルバイトと派遣はどう違うの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
正職員以外の看護師さんの働き方としてはアルバイト(パート含む)と派遣の両方があります。
しかし、法律や雇用関係の違いを理解していないと、知らずに法律違反を犯してしまうことになりかねません。
そこで本記事では、夜勤の短期仕事やスポット仕事を探している看護師さん向けにアルバイトと派遣の違いを解説します。
看護師さんのアルバイトと派遣はどう違う?
アルバイトおよびパートは、いずれも「パートタイム労働法」に定義された、短時間の労働者(パートタイム労働者)に区分されます。アルバイトとパートに法律上の違いはありません。
パートタイム労働者は、勤務先とじかに労働契約を結び、給料も勤務先から支払われる「直接雇用」となる点が特徴です。一方、派遣は「派遣労働法」で定義される「派遣労働者」に区分されます。
派遣労働者の場合、労働契約は登録した派遣会社と締結し、給料の支払いも派遣会社から行われますが、業務の指示は派遣先から受ける「間接雇用」となる点が特徴です。
看護師派遣は違法?
看護師派遣の所管となる「労働者派遣法」は、昭和60年に制定され、その後たびたび改正されています。
制定された当初は、看護師さんをはじめとした特定職種の派遣が禁止されていたものの、現在は、看護師さんの派遣は一定の条件付きで解禁となっており、看護師派遣がそのまま法律違反とはなりません。
看護師派遣が認められる条件とは、以下の通りです。
・医療機関ではない場所への派遣はOK(有料老人ホーム、デイサービス、特別養護老人ホーム、保育園、児童養護施設などの社会福祉施設etc.)
夜勤看護師さんにおすすめの働き方はバイト?派遣?
それでは看護師さんが夜勤で働ける現場を探す場合、アルバイトと派遣のどちらが有利でしょうか。
看護師さんが派遣で働く場合、産休の代替スタッフか紹介予定派遣で働く以外は、医療機関が対象外となります。
また、夜勤専従の仕事や夜勤スポットの仕事は、派遣会社によっては取り扱いが少ないケースもあるため、求人数の多さや働ける現場の種類を考慮すると、直接雇用のアルバイトで夜勤を探したほうが選択肢は広がるでしょう。
特に日勤とのWワークを希望している看護師さんの場合は、スケジュールや労働時間を調整しやすい単発・短期の夜勤バイトがおすすめです。
看護師さんの夜勤バイトは、単発・夜勤常勤のいずれも求人があるため、ご自身の希望する働き方にあわせて求人をチェックしてみましょう。
看護師さんの夜勤バイトの見つけ方
働き方や勤務先など、ニーズに合わせた夜勤バイトを探す場合は、看護師さん向けの夜勤バイトを専門で取り扱う求人サイトを利用するのがおすすめです。
看護師さんの夜勤バイトを専門で取り扱うナイトナースでは、単発の夜勤バイトをはじめ、期間限定の短期夜勤バイト、常勤の夜勤バイトなど、働き方の希望に合わせた夜勤バイトの求人を検索できます。
夜勤バイトを探している看護師さんは、ぜひお気軽にご相談ください。