これから掛け持ちで看護師のアルバイトをしたいと考えている方の中には、「上手くシフトの調整ができるかな?」と、不安を感じている方もいるでしょう。
勤務日が重なるなど、どちらかの病院に迷惑をかけてしまうことを避けるためにも、ダブルワークをする際には、上手にシフトを組むことが重要です。
そこで本記事では、看護師さんが掛け持ちのアルバイトをする前に覚えておきたい、上手にシフトを組むポイントを紹介します。
【看護師のシフト制とは?】
シフト制とは、毎日決まった時間・曜日に働くのではなく、日・曜日・月ごとに割り振られた日時に勤務をするスタイルのことで多くの病院では、二交代制か三交代制のシフト制を採用しています。
シフト制のメリットは、希望が通れば、休みたい日を自分で決められる点です。
例えば、土日に混雑する人気スポットに行きたい場合、平日を休みにすることで混雑を避けることができ、休暇を満喫できるでしょう。
しかし、実際には他のスタッフと休みたい日が重なり、なかなか希望通りに休みが取れないケースもあります。
また、「土日休み」を希望する看護師さんも多いようです。
看護師のシフトは、1ヶ月単位で希望を出すケースが大半。
病院ごとに異なりますが、毎月はじめ頃にシフトの締切日が設定されており、月末に決定したシフトが出るケースが多いようです。
【看護師が上手にシフトを組むための4つのポイント】
1. 休みが集中しない日に休み希望を出す
先ほども触れたように、家族がいる看護師さんの場合、土日を中心に休み希望を出すことも少なくありません。
休日をアルバイトに充てるのであれば、あえて休み希望が集中しない日・曜日に休み希望を出しておくのも一つの方法です。
2. シフト提出の期限がずれている求人に応募する
掛け持ちで上手にシフトを組むための最大のポイントは、シフトの提出期限・シフトが出るタイミングが、上手くずれている職場で働くことです。
例えば、メインで勤務をしている病院のシフト提出期限が「毎月15日、シフト決定が25日」というように月末にならないと次の月のシフトが確定しないケース。
その場合、アルバイト先のシフトは、「月末までにシフト希望提出・翌月15日までに決定」など、メインのシフトが出てから、バイトのシフトを組めるようなサイクルが望ましいでしょう。
【一例】
「出典:2014年6月カインド・メディカルだより」
常勤先のシフト確定日と、バイト先(ダブルワーク先)のシフト提出期限のずれを利用すれば、うまくスケジュール調整がしやすいでしょう。
3. 同じ日に連続して勤務する場合には、時間に余裕を持たせる
あまりおすすめはできませんが、メインの勤務と同じ日に看護師アルバイトを入れる場合には、それぞれの勤務時間が被らないように、十分に間隔を空けてシフトを組むようにしましょう。
残業が発生した場合など、万が一のケースを考慮しながら、シフトを組むようにします。
4. 看護師単発アルバイトを活用する
「定期的に掛け持ちアルバイトをするのは難しいかも」と考える方は、1日から勤務可能な看護師の単発アルバイトを活用しましょう。
「体力的にもできるか不安」という方にとっても、疲れ具合などの体調を考慮しながら働くことができる点からもおすすめです。
【しっかりと休養をとることも大切】
看護師のアルバイトをしようという方は、それぞれ目標があるはずです。「そのためなら頑張れる!」という方も少なくないでしょう。
しかし、自身の体調を崩してしまっては、その目標の達成が遠ざかるだけではなく、どちらの病院にも迷惑をかけることになってしまいます。
時には頑張る期間も必要ですが「週に1日は完全にオフの日にする」など、自分の時間・自分の体調管理も大切にしましょう。
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