気持ちよく夜勤の仕事を続けるには、チームワークも大切!

 少ない人数で何十人もの患者さんを看るナイトナースにとって、誰と一緒にシフトに入るのか、今日の出勤人数はどれくらいかなど、出勤メンバーにまつわることは毎回気になるのではないでしょうか。

忙しいときに連携して効率よく働くためにも、スタッフ間では良好な関係を築きたいですよね。

今回の記事ではナイトナースとして快適に働き続けるコツを、チームワークという視点でお伝えしていきます。


【夜勤こそ、スタッフとの情報共有を大切に。休息もしっかりとろう】

 少人数で多くの患者さんを看る夜勤では、ナース間での連携がいっそう大切です。
二人以上で患者さんを介助する必要があるときなど、メンバーが病棟のどこにいるかわからなければ、お互いに困りますよね。
誰がどこでどういった業務をしているか把握できるよう、お互いに細かく声をかけ情報共有しておくことが重要です。

また日勤と異なり夜勤では、患者さんの急変時の対応も少人数で対応することになるため、一人一人が臨機応変に動けるよう日頃から、医師や薬剤師を含めた医療チームと、患者さんの状況について都度情報共有しておくことが、適切な判断にも繋がるでしょう。

そして夜間に集中して勤務できるよう、仮眠や休憩の時間にしっかり休み、体調を整えることもチームのためといえます。
職場によって2時間以上の休憩時間や仮眠時間が保証されていない場合もありますが、10分の仮眠時間であっても休養効果はあるそうです(※1)。

【新人ナースと入る日は、あらかじめシフトでチェック】

 まだ夜勤に慣れていない新人の看護師と組む場合は新人のサポートもするため、他の日より忙しくなりますよね。
シフト表で新人ナースと出勤する日をあらかじめチェックし、「この日は自分にしか出来ない業務があるから、その他のケアを任せよう」「新人の苦手な手技は一緒に確認しよう」などと前もって段取りを考えておけば、当日余裕を持って仕事できそうです。

「あまり夜勤は得意でなく、新人のサポートまでしっかりできるか心配…」という方は、面接の場面や求人サイトのコーディネーターを通して確認し、経験年数のある看護師が多い職場、夜勤時の出勤人数の多い職場を選ぶという手段もあります。

【業務をしっかり引き継ぐための、申し送りのポイント】

 日勤の人との丁寧な仕事の引き継ぎも、効率よく夜勤を乗り越えるため重要。
日勤のナースからの申し送り事項を、メモを取りしっかり聞くことはもちろん、翌朝の自身からの申し送りの際、伝えるポイントを業務中から意識し分かりやすくまとめて行えば、日勤の人も仕事しやすく好循環に繋がります。

その職場で経験の長い看護師の申し送りをよく聞き、分かりやすい引き継ぎ方の参考にしてもいいかもしれません。
また、メモは項目や重要度ごとにマーカーで色分けするなど、自分なりの効率の良いやり方を見つけておくとご自身が話すときに整理しやすいでしょう。


 「夜勤は責任も重くて苦手」という方もいらっしゃるかもしれませんが、少人数だからこそ仲間の絆が深まるのも夜勤の特長といえます。

また近年は夜勤専従で働く看護師の健康を守るために、さまざまな環境整備なども進んでいるので(※2)、「昔夜勤していた頃に比べて働きやすい!」といったこともあるかもしれません。

今回の記事が、夜勤専従看護師としてキャリアを積む一助になれば幸いです。

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(参考)
※1 日本看護協会 「夜勤中の仮眠のすすめ ~夜勤とうまくつきあうために」
※2 日本看護協会 「夜勤専従者の 「過重負担」を防ぎましょう!」

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