夜勤勤務でかさかさ肌に?乾燥肌にお悩みの看護師さん必見!すぐにできる対策とは

乾燥肌に悩む看護師

空調が効いた病院での長時間勤務で、肌の乾燥が気になる看護師さんも多いはず。
特に外気の湿度が下がる秋から冬は、肌が乾燥しやすくなる時期でもあります。

そこで今回は、乾燥のお悩み解消に役立つスキンケア方法や乾燥肌を防ぐ生活習慣を紹介します。
カサカサ肌にお悩みの看護師さんは、ぜひ参考にしてください。

肌が乾燥する原因は?

肌チェックをする女性

乾燥肌に深く関係しているのは、肌の表面にある「角質層」です。
角質層には、もともと外の刺激から肌を守ったり、肌の内側の水分・油分を保ったりするためのバリア機能が備わっていますが、この機能が弱まると肌の潤いが不足しがちに
角質層のバリア機能が低下する原因としては、主に2つの要素が挙げられます。

チェックポイント
・誤ったスキンケアを続けている
・睡眠不足や栄養の偏りなどの生活習慣の乱れ

肌の乾燥を防ぐには、室内の湿度を保つだけでなく、肌のバリア機能を改善するための正しいスキンケア方法を身に付けて、生活習慣を整えていく必要があります。

まずはスキンケアの基本をチェック

美肌の土台作りには、正しいスキンケアが必要不可欠です。
しかし、自己流の誤ったケアを続けている人も少なくありません。

ここからは、乾燥から肌を守るための基本のスキンケア方法と気を付けたいポイントを見ていきましょう。

スキンケアの基本のステップを守ろう

まずは、肌の潤いを保つスキンケアの流れを見ていきましょう。
洗顔後は、肌に水分を与えてから油分でふたをするのが基本のステップとなります。

基本的なスキンケアの流れ
1.洗顔後、化粧水で水分を補う
2.乳液やクリームなどの油分が入ったアイテムで肌にふたをして水分の蒸発を防ぐ
3.特に乾燥が気になる部分には、パーツケアとしてクリームやオイルを重ねる

ドラッグストアや化粧品の販売店では、乾燥肌向けのスキンケア用品も販売されています。
ご自身の肌に合ったものを見つけて、使用するようにしましょう

洗顔時の摩擦に注意

洗顔をする際、手や指でごしごしと顔をこするのはNG
摩擦の刺激が角質層を傷付けて、肌のバリア機能を低下させてしまう恐れがあるからです。

洗顔時の摩擦を避けるために、洗顔料は十分な量を手に取り、しっかりと泡立ててから使うようにしましょう。
たっぷりの泡を顔の上で転がすようなイメージで優しく洗顔すれば、肌への刺激を最低限に抑えられます。

洗顔後や入浴後は早めに保湿を

洗顔後や入浴後は肌から水分が蒸発しやすい状態です。
時間が経てば経つほど肌がつっぱったりカサカサしたりしやすくなるため、肌から水分が奪われていく前になるべく早く保湿するようにしましょう

乾燥から肌を守るための3つの習慣

日頃の生活習慣も肌の状態に大きな影響を与えます。
これからご紹介する3つの習慣を身に付けて、乾燥から肌を守りましょう。

入浴時のお湯の温度は40℃以下に

熱いお湯は、皮膚を保護している成分を流出させてしまう原因となります。
肌の乾燥が気になる場合は、入浴時のお湯の温度を少しぬるめの40℃以下に設定するのがおすすめです
また、入浴時間は20分以内を目安にして長湯はなるべく避けましょう。

栄養バランスを意識した食事を心掛けて

栄養が偏った状態が続くと、肌が荒れやすくなってしまいます。
乾燥を防ぐビタミンAやオメガ3脂肪酸をはじめとする必須脂肪酸、肌のターンオーバーを改善するビタミンB群やたんぱく質は美肌に効果的と言われているため、普段の食事のなかで積極的に摂取するようにしましょう

美肌に効果的な栄養素をよく含む食材
ビタミンA…さつまいも、ほうれん草、豚レバー、鶏レバー、卵など
オメガ3脂肪酸…えごま油、アマニ油、菜種油、くるみなど
ビタミンB群…豚肉、アーモンド、まぐろ、バナナなど
たんぱく質…肉類、魚介類、卵、大豆、乳製品など

睡眠の質を向上させよう

夜勤勤務のある看護師さんにとっては、睡眠不足も美肌や健康な身体づくりの大敵。
単に睡眠時間を長く取るだけではなく、睡眠や仮眠の質を上げることも意識し、入眠前の習慣を改善しましょう。

睡眠の質を上げる習慣
・入浴は就寝の1~2時間前に済ませる
・就寝前(仮眠前)の1時間はなるべく飲食を控える
・寝室は快適な温度・湿度に保ち、寝具や服装も心地よく眠れるものを使う
・寝る直前のテレビの視聴やスマホの使用はなるべく避ける

少しの意識で肌は変わる

今回ご紹介したスキンケアの基本や、乾燥から肌を守るための習慣を身に付ければ、夜勤勤務で乾燥肌に悩む看護師さんの肌の状態の改善にきっと役立つはずです。
しかし、健康な肌を作るためには継続が大事。無理なく続けられる範囲で、できることから始めていきましょう。

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