夜勤バイトを検討中の助産師さんにとって、1回(1日)あたりの報酬額は気になるポイントです。夜勤の日給は日勤よりも高くなるケースがほとんどですが、勤務する職場によって賃金傾向は異なります。
また、昨今の人手不足・少子化・物価高などの影響もあり、賃金傾向に変化が見られる職場も増えてきました。そこで今回は、夜勤バイトを探している助産師さんのために、夜勤の平均日給を様々な角度からご紹介します。
助産師さんの夜勤平均日給は?
はじめに、助産師さんの夜勤の平均日給を見てみましょう。
表1)助産師の夜勤バイト平均日給
| 職種 | 平均日給※()内2023年 |
|---|---|
| 助産師 | 34,603円(34,575円) |
助産師の夜勤平均日給は34,603円と、正看護師・准看護師より高くなっています。医療分野の中でも妊娠と出産をサポートする助産師は、産科・婦人科分野の専門職として高く評価されていることがわかります。
なお、2023年時点の平均日給データでは、助産師:34,575円、正看護師:29,962円、准看護師:27,905円となっています。助産師は微増、正看護師と准看護師では微減の傾向が見られ、上記の傾向がますます強まっていることがわかります。
助産師さんの病棟・施設別の夜勤平均日給は?
では次に、病棟や施設などの勤務先別に助産師さんの夜勤平均日給を比較してみましょう。
表2)「病棟・施設別」助産師の夜勤バイト平均日給
| 病棟・施設 | 助産師の夜勤平均日給※()内2023年 |
|---|---|
| 産科・婦人科病棟 | 35,067円(35,114円) |
| 有床クリニック | 34,110円(34,015円) |
| 産科・婦人科病棟と有床クリニックを含む全ての勤務場所 | 34,642円(34,597円) |
助産師さんの夜勤バイトの平均日給がもっとも高いのは「産科・婦人科病棟」、つまり総合病院などの産科・婦人科病棟では、専門職としての助産師さんのニーズが高いことがわかります。
一方で、近年は病棟全体の体制整備が進んだことなどから、各施設の報酬水準に小さな変化が見られます。産科・婦人科以外の病棟や施設でも助産師の活躍の場が広がっており、こうした環境の変化が平均日給にも反映されているといえます。
助産師さんの勤務場所には、産科・婦人科病棟や有床クリニックの他にも、行政が運営する育児相談窓口や保健センター、民間の産後ケア施設などがあります。夜勤の勤務先を選ぶ際は、報酬額に加えて、ご自身がどのような形で助産師業務に携わりたいかも合わせて検討しましょう。
助産師さん向け夜勤バイトの探し方-まとめ
助産師の日給は全体として高い水準を維持しており、どの施設でも専門性を生かせる働き方ができます。特に、近年は産科・婦人科以外の施設でも助産師の知識が求められる場面が増えており、報酬が上昇しているケースも見られます。
医療体制の整備が進む中で、助産師さんの専門性を生かせる場が広がっており、こうした環境の変化が報酬の動きにも反映されていると考えられます。
助産師さんが夜勤バイトを探すときは、看護師・助産師向けの求人が集まるサイトを利用するのがおすすめです。夜勤バイトの求人を多く取り扱うナイトナースでは、助産師さんの夜勤バイトを多数取り扱っています。夜勤でしっかりと稼ぎたい助産師さんは、お気軽にご相談ください。



