インフレに負けない家計を作るには?忙しい看護師さんにおすすめの家計見直し術

インフレ

2022年に入り、日用品の値上げが相次いでいます。
家計の支出が増えて「何か対策を考えなければ」と感じている方も多いはず。

しかし、働く看護師さんの多くは、仕事が忙しく、家計簿を毎日つけたり、安いスーパーをはしごして食費を節約したりといった工夫が難しい場合もあるでしょう。
そこで本記事では、忙しい看護師さんにも取り組みやすい家計の見直し術を解説します。

家計を守るための3つの対策

対策に気付く女性
値上げに強い家計を作る方法としては、「1.支出を減らすこと」「2.資産を増やすこと」「3.収入を増やすこと」の3つの対策が考えられます。
それぞれ詳しく、見ていきましょう。

まず取り組みたい固定費の見直し

値上げに強い家計を作るポイントの一つ目は、支出を減らすことです。
特に「固定費」と呼ばれる、家計の中で毎月決まって出ていくお金に注目しましょう。
家賃や住宅ローン、携帯電話代、生命保険料、習い事の費用などがそれにあたります。

固定費は、一度見直すだけで毎月の支出を抑えられるため、食費や光熱費のような月ごとに金額の差がある「変動費」よりも節約の効果が大きくなります
例えば、携帯電話のプランを見直したり、大手キャリアから格安スマホに乗り換えたりすれば、家族の中で携帯電話を使用している人数分の料金を毎月節約できます。

また、マイカーを使う頻度が低い(週末のみなど)であれば、車を処分することを検討しても良いでしょう。
家計の中で保険料の占める割合が大きいようであれば、生命保険の見直しもおすすめです。

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投資で資産の目減りを防ぐ

値上げに強い家計を作るポイントの二つ目は、投資による資産作りです。
物の値段が上がることは、現金の価値が下がることを意味しています。

例えば、100円の卵が102円に値上がりすれば、100円で購入することはできません。
卵そのものの価値は変わらなくても、100円というお金の価値は、たまごが100円だった当時の基準で98円に下がっていることになります。

このように、現金の価値が下がっている局面では、投資による運用で資産の目減りをゆるやかにすることが解決策の一つです
仮に2%の値上がり(インフレ)が起きても、投資によって資産の一部で5%の利回りを達成できていれば、すべての現金を銀行口座に預けておくよりも資産の下落を抑えられるでしょう。

「投資は不安」「怖い」という場合も、運用益や売却益に税金がかからない「NISA」「つみたてNISA」「iDeCo」などの優遇制度を利用すれば、比較的リスクを抑えた資産形成・資産運用ができます。

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余裕があれば収入を増やす方法を検討しても

値上げに強い家計を作るポイントの三つ目は、収入を増やすことです。
例えば、パートタイムの看護師さんであればフルタイム勤務に変更する、夜勤のない職場から夜勤ありの職場に異動や転職をするなどが一つの方法です。

現在の生活を大きく変えることなく収入アップを図りたい場合は、単発の夜勤バイトもおすすめです
また、夜勤に慣れている看護師さんであれば、夜勤専従という働き方を検討してみても良いでしょう。

固定費の見直しや資産作りと比較すると、働き方を変える必要があるため、体力面や家族間の同意なども考えつつ検討してみてください。

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