【2025年度版】看護師さんの夜勤バイトのお給料ランキング〈病院編〉

電卓を持つ女性

看護師さんの夜勤バイトは、地域や経験年数により給料に差がありますが、仕事内容によっても水準が異なります。

そこで今回は、病院やクリニックでの夜勤バイトを検討中の看護師さん向けに、それぞれの夜勤平均日給の違いと、特定の病棟の求人を探す方法について解説します。

看護師の夜勤バイトの給料は病棟によって違うの?(2025年最新版)

どちらか悩む女性

看護師さんのもっとも一般的な勤務先である病院は、複数の病棟・診療科に分かれています。
病棟の種類によって業務の内容や看護師さんに求められるスキルが異なるため、夜勤バイトの給料にも差が見られます。

正看護師の病棟ごとの夜勤平均給料ランキングは?

それでは、病棟別の夜勤バイトの平均給料を見てみましょう。いずれも看護師さん(正看護師)の夜勤1日あたりの給与額ですが、病棟によって差があることがわかります。

【病棟別の夜勤平均賃金(日給)ランキング】
※サンプル求人数1381件(ナイトナース調べ)
順位 病棟 夜勤の平均日給(正看護師)
1位 外科系病棟 32,281円
2位 内科系病棟 32,031円
3位 包括支援病棟 31,180円
4位 救急外来 31,087円
5位 回復期リハ病棟 31,079円
6位 一般病棟 30,839円
7位 療養型病棟 30,234円
8位 産科婦人科病棟 29,039円
9位 精神科病棟 28,652円

1位の「外科系病棟」は専門性の高さが給料に反映

夜勤の平均日給がもっとも高いのは外科系病棟、僅差で内科系病棟です。

外科系病棟では、手術による治療がメインとなり、看護師さんも緊急オペや術後の全身管理、急変対応といった専門性が求められます。専門的な技術力や対応力が給料に反映されていると言えるでしょう。

次点の内科系病棟は、慢性疾患や長期入院の患者さんが多く、薬物療法が中心となるため、患者さんの全身状態や検査データを踏まえた継続的なアセスメント力やケアの質が重要となります。外科系病棟とは業務内容が異なるものの、経験や臨床判断力が評価されやすい病棟といえるでしょう。

3位の包括支援病棟、5位の回復期リハ病棟は、現在、国の施策によって病床数の増加が図られています。診療報酬の優遇も給与に反映されていると言えるでしょう。これらの病棟では、訪問看護などの在宅医療を見据えた支援や、コメディカル(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など)との連携も求められます。

4位の救急外来は、外科系病棟と同様に高い専門スキルと迅速な判断力が必要とされますが、夜勤給与は地域や医療機関による差が比較的大きい点が特徴です。

8位の「産婦人科病棟」は助産師が優先される傾向に

一方、平均日給額の低さが目立つのは、8位の産婦人科病棟、9位の精神科病棟です。産婦人科病棟では、出産という専門的な分野を扱うことから助産師さんのニーズが非常に高くなっています。そのため、看護師さんの給与は抑えられる傾向にあると言えるでしょう。

精神科病棟も他の病棟と比較すると点滴や採血といった医療行為が少なく、急変対応などの緊急措置も少ないことから、給与が低めに設定される傾向があります。

病棟ごとの夜勤バイトの検索方法は?

看護師さんの夜勤バイトは、看護師求人を専門に扱う求人サイトを活用すると効率よく見つけることができます。看護師さんの夜勤バイトを中心に取り扱うナイトナースでは、求人検索画面の「希望勤務場所」の欄で、希望する病棟にチェックを入れると、求人を絞り込むことができます。

病院での夜勤バイトを探している看護師さんは、ぜひお気軽にご相談ください。

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