看護師の処遇改善が進むなか、夜勤手当への影響も気になるところです。そこで今回は、看護師処遇改善の仕組みや夜勤手当への影響、夜勤求人で確認したいポイントを解説します。
「看護師処遇改善」とは?給与アップに向けた動きが進む
看護師の処遇改善に向け、近年は賃金アップを後押しする制度が設けられています。まずは、2022年と2024年度に始まった2つの制度について見ていきましょう。
2022年に「看護職員処遇改善評価料」が新設
コロナ禍で医療現場を支えた看護職員の処遇改善を目的に、2022年10月「看護職員処遇改善評価料」が新設されました。対象となる看護職員の収入を3%程度、月額平均12,000円相当引き上げる仕組みです。
評価料の届出を行った医療機関には、賃金改善計画書や実績報告書の提出が求められ、実際の賃金改善につなげることが制度上求められています。しかし、対象となる医療機関には救急搬送件数などの要件があり、対象となる看護職員は全体の3割ほどにとどまりました。
2024年度から「ベースアップ評価料」もスタート
2024年度の診療報酬改定では、新たに「ベースアップ評価料」が設けられました。対象は病院だけでなく診療所や訪問看護ステーションなどにも広がり、看護職以外の幅広い医療関係職種も対象となっています。
このように、医療現場全体の賃金を底上げする方向へ、処遇改善の対象が広がっています。
処遇改善で夜勤手当は上がる?
処遇改善による賃金アップは、職場によって給与への反映方法が異なります。ここでは、夜勤手当との関係について見ていきましょう。
処遇改善=「夜勤手当の増額」とは限らない
処遇改善は看護師の賃上げを後押しするものですが、必ず「夜勤手当」として上乗せされるわけではありません。そのため、夜勤手当の金額が変わっていない場合でも、基本給やほかの手当などに反映されている可能性があります。
基本給や処遇改善手当など、反映方法は職場によって異なる
処遇改善分は、基本給や「処遇改善手当」、各種手当など、職場によって反映方法が異なります。夜勤バイトや夜勤専従では、日給に反映される場合もあります。
求人を比較する際は手当の名称や金額だけで判断せず、1夜勤で実際にいくら支給されるのかを確認することが大切です。
夜勤バイトの求人で確認したい給与・勤務条件
夜勤バイトの求人を選ぶ際は、給与の高さだけでなく、勤務時間や休憩などの条件も重要です。ここでは、求人票で特に確認しておきたいポイントを紹介します。
「夜勤手当」だけでなく1夜勤あたりの支給額を確認
看護師さんの夜勤求人を専門で扱う求人サイト「ナイトナース」では、1夜勤3万円台の求人をはじめ、4万円以上の高日給求人も掲載されています。給与や条件は、病院やサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)、有料老人ホーム、在宅ホスピスなど施設形態によって異なります。
求人を見る際は、基本給や夜勤手当だけでなく、1夜勤あたりの支給額を確認しましょう。日給に夜勤手当が含まれているかもチェックが必要です。
給与とあわせて夜勤回数や休憩・仮眠時間も比較
求人票では、給与に加えて、夜勤回数や勤務時間、休憩・仮眠時間、通勤条件なども確認しましょう。同じ日給でも、勤務時間や休憩条件によって負担は異なります。給与と勤務条件をあわせて比較することが大切です。
処遇改善の反映方法を確認して、自分に合った夜勤求人を探そう
看護師の処遇改善が進んでいますが、夜勤手当や日給への反映方法は職場によって異なります。
夜勤求人では、1夜勤あたりの支給額や勤務時間、夜勤回数、休憩・仮眠などを確認することが大切です。ナイトナースで給与や勤務条件を比較し、自分に合った夜勤求人を探してみましょう。
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