少子高齢化が進む中で医療に関わる看護師さんはなくてはならない存在です。
仕事はハードで専門性もありますが、その分やりがいも少なくありません。
看護師として働きたいけれど、家庭の事情などで日中にフルタイムで働くのは難しいと諦めてしまうのはもったいないです。
そんな忙しい方向けに看護師の夜勤バイトについてその内容や仕事をスムーズに進めるコツを調べてみました。
夜勤を考えられている方の参考になるとうれしいです!
【夜勤で働くことのメリット】
看護師さんの仕事は日勤のみでなく、夜中だけ勤務するという形態もあります。
夜の時間帯に働くことは日勤の仕事にはないメリットも多いです。手当がつくため時間あたりのお給料は高くなります。
またフルタイムでなくても月に4~8回など少ない日数で勤務できる条件もあります。
小さい病院でも勤められることから人間関係が楽という声もあり、その点が好まれることもあります。
もちろん良い点ばかりではありません。生活リズムの管理が難しかったり、少ない人数で仕事をまわさねばならないので日によっては忙しいなどたいへんな側面もあります。
しかし折り合いをつけながら働ければワークスタイルとしてとても魅力的です。
【夜勤の看護師さんの仕事内容】
仕事内容は日勤と異なる点もありますが、同じ点も多いです。担当する患者さん申し送りを聞き、バイタルのチェックや体位交換、薬剤管理、ナースコール対応などを行います。
自力で日常生活を送るのが困難な患者さんに対しては、食事やトイレの介助、定期的な体位交換の補助なども、夜勤の仕事に含まれます。
急患が入ってくるときは少ない人数で動くので、迅速な対応が求められます。
施設によって交代や仮眠の制度も違うので、予め確認しておくようにしておいた方がよいです。
仕事は多いですが夜の時間帯ですので患者さんも休んでいるため、急患などが入らなければゆったりと働けることもあります。
ただし業務の幅が広いため、ある程度経験を積んでないと厳しいこともあり、採用にあたっては経験を重視されることもあります。
【夜勤の仕事をうまくやるためのコツ】
夜勤仕事のコツを5つに分けて紹介します。
1.体調管理に気をつける
夜の仕事なので体調管理は不可欠です。昼間の仕事よりもさらに気を使って体調を整えていかないと体力的にきつくなってしまいます。夜勤前はゆっくり休むようにしましょう。
2.しっかりと引き継ぎをする
日中の仕事をきちんと引き継げるかは大切です。とくに夜勤バイトは毎日出勤するわけではないので、患者さんの様態の把握などは難しくなります。
3.時間を見ながら仕事する
人が少ないためスピーディーな仕事が大切です。同僚と協力しあいながら効率よくケアをできるよう時間配分をしましょう。患者さんや同僚とよい関係を築きながら働くことが重要になってきます。
4.経験を活かす
慣れていない職場では頼れる人が少ないので、これまで培ってきた患者さんへの接し方や手技など経験を活かすことは重要です。
常勤ですでに働いていた経験があるのであれば同じ診療科や分野に勤めるなど慣れている環境を選ぶほうがよいでしょう。
5.気持ちを切り替える
常に気配りが必要ですが、ずっと緊張していては続きません。
休憩も不規則になることもあるので、体と気持ちのオンオフをしっかりできる人が夜勤に向いています。
悩みやストレスを溜め込まず、同僚や先輩看護師さんに相談するなど、自分なりのストレス解消法を見つけておくことも必要になると思います。
働く条件や仕事内容は施設や病院によってことなりますが、今回あげたポイントなどは共通しているはずです。
もし、これからアルバイトを始めたいと考える看護師さんの中で、今回紹介した点以外にも不安がある場合には、コーディネーターを活用してみるのもいいでしょう。親身になってアドバイスをしてくれるはずです。うまくコーディネーターを活用しより自分にあった看護師としてのワークスタイルを探してみてください!
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