少子高齢化と行った社会の変化やIT化の影響を受けて、労働を取り巻く状況は変わりつつあります。
看護師さんも例外ではなくワークスタイルは多様化し、夜勤専門で働くといった人も増えてきました。
夜勤は手当がつくため給与が高く、昼間の時間を自由に使えるというメリットもあり人気は上がっています。
しかし実際に働いた経験がないと「自分に勤まるのだろうか?適性がないんじゃないのかな?」と考えてしまうこともあるかもしれません。
先輩方から話を聞くことは、そんな悩みを解決するときに役立ちます。夜勤で働く看護師さんからよく聞く声を集めてみました。
より夜勤の仕事をリアルにイメージするときの、助けになるとうれしいです。
【夜の病院で働く看護師さんからよく聞くあるある9選】
まずは持ち物についてです。日勤の仕事で必要なものとかぶる物もありますが、いま一度確認してみてください。
1. ジャンクな食事が増えてしまう
夜勤の仕事は休憩時間もとうぜん真夜中なので、飲食店やスーパーなどは閉まっています。
病院のロケーションによっては買い出しも難しいため、忙しいとどうしてもコンビニ弁当やインスタント食品に頼ってしまいがちになることも。
しかし長く働くためには、健康な食事は不可欠です。
自分でお弁当を持ち込むなど、工夫されている方もいらっしゃいます。
2. たまに急激な眠気に襲われる
明け方の5時〜6時位に、本当にぷっつりと糸が切れるように意識がとぎれる経験をする方が多いようです。
どうしても睡眠サイクルは不規則になりがちなので、休憩や仮眠はしっかりとるようにしてください。
睡眠不足をためこむと、自律神経が乱れ、日常生活のなかでもふいな眠気にみまわれてしまいます。
3. なぜか忙しさは重なる
夜勤は仕事の忙しさにばらつきが大きく、落ち着いて仕事できる日もあれば、なぜかナースコールが鳴り止まない日もあります。「今日はゆったりとしているね」と口に出すと急に忙しくなるから、あえて意識しないようにするなんてジンクスもあるようです。
4. 朝にゆっくりできることに幸せを感じる
夜勤の日は出勤が夕方~夜なので、夜勤明けはゆっくりできます。
普通のサラリーマンであれば慌ただしく出社しなければいけない時間帯でも布団でのんびりできるのは、夜勤の仕事ならではの特権かもしれませんね。
5. カフェインや甘いものを取りすぎてしまう
一定の緊張感をもって仕事に取り組まないといけない看護師さんにとって、眠気は天敵。
手軽な気分転換になるので、コーヒーなどカフェインの入った飲み物を常用してしまうなんて声は多いです。ついついお菓子に手を伸ばしてしまう看護師さんも多いのではないでしょうか。
6. 気の合わない人と一緒だと時間が過ぎない
夜勤は誰とシフトに入るかは選べません。
その人との相性によっては仕事がやりづらく、あまりナースステーションに戻りたくないと感じることもあるようです。
しかし日勤よりも人数は少ないため、慣れると人間関係が気楽で良いとも聞きます。
7. 夜中でもアクティブになれる
夜に動き回ることが増えるため、夜中でも元気を維持しやすくなります。
なんでこの時間でもそんなに元気なの?と驚かれてしまうことも。
8. 夜勤明けの光は眩しすぎる
夜に強くなる反面、日中の太陽が以前より眩しく感じるというのも看護師さんあるあるです。とくに夜勤明けは目も眩むほどの強さ。肌の色が白くなったという話も聞きます。
9. 夜勤明けは無駄遣いが多くなってしまう
仕事が終わりはやり遂げた感と、開放感に満たされて気分が大きくなってしまいがちです。
ついつい衝動買したり、マッサージにいったり、お菓子などを食べすぎてしまったりと散財してしまうので気をつけている、という看護師さんも少なくありません。
病院によって状況や待遇は違えど、似ている部分があるから「わかる」と賛同されるのだと思います。夜勤での仕事をお考えの方はぜひ参考にしてみてください!
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