カーディガンは、ナースのお仕事には欠かせないアイテムの一つ。看護師さんにとって、勤務を共にするカーディガン選びは、意外と重要な要素です。
そこで今回は、看護師さんがカーディガンを選ぶ際の注意点・ポイントを解説します。これからカーディガンを購入する方はもちろん、買い替えを検討している方もぜひ参考にしてください。
カーディガンは看護師さんの必需品
看護師さんは、感染予防のために半袖の白衣を着用するのが一般的です。しかし、長時間病院で勤務をしていると、空調などにより寒さを感じることも少なくありません。冬場、夏場を問わず、冷えに悩む看護師さんも多くいらっしゃいます。
そのような場合、自身の体調管理のために欠かせないのがカーディガン。暖かく動きやすいものを用意しておき、体を冷やさないよう上手に活用することが大切です。
看護師さんがカーディガンを選ぶ際の注意点
看護師さんがカーディガンを選ぶ際には、勤務している病院・所属している科の規則に従うことが一番大切です。中には「カーディガンは禁止」という病院もあるため、まずは上司・先輩・同僚に確認をしておきましょう。
「カーディガンは着用しても良い」という場合でも、色やスタイル・ブランドロゴの有無などの指定があるケースもあります。また、「患者さんと接する時には脱ぐこと」「ナースステーションでのみ着用可」など、細かいルールが設けられている場合もあるため、入念な確認が必要です。
看護師さんが単発のアルバイトをする場合には、事前にカーディガンの指定等がないかを確認しておくといいでしょう。
看護師さんがカーディガンを選ぶ際のポイント
ここからは、実際に看護師さんがカーディガンを選ぶ際のポイントを紹介します。先述した通り、まずは病院の規則に従うことが第一です。着用が許されている場合には、以下のポイントを意識すると、より快適に勤務ができるでしょう。
1. 保温性が高くシワになりにくいものを選ぶ
毎日使用するカーディガンは、保温性に優れ、シワになりにくいものを選ぶようにします。「仕事着」でもあるため、暖かさだけではなく見た目も意識することが大切です。
何枚かのカーディガンを保有しておき、定期的に洗濯をするようにしましょう。また、疎水性(水をはじく)や、静電気が発生しにくい素材のものもおすすめです。
2. 袖はリブ編のものがおすすめ
看護師さんは手を洗ったり袖をまくったりする機会が多いため、袖口が「リブ編」になっているものを選ぶのがおすすめです。
また、袖口は汚れが付きやすい場所でもあるため、白や薄めの色を選ぶと汚れの付着に気付きやすいでしょう。衛生的な観点から、汚れが付いた場合には着用をやめ、予備のものを使用しましょう。
3. 耐久性も大切
カーディガンの清潔さを保つためには、頻繁に洗濯することが必要です。そのため、何度洗濯しても傷みにくい、耐久性のあるカーディガンを選ぶのもポイントです。
また、毛玉やほつれが出てきた場合には、新たしいものに買い換えるなどの配慮も必要です。価格の安いものでも良いので、機能性の良いものを数枚用意しておきましょう。
今回は、看護師さんのカーディガン選びの注意点・ポイントについて紹介してきました。「安かったからなんとなく」「見た目がかわいいから」とカーディガンを選ぶのではなく、プロとしての意識を持ち、自身の体調管理のために最適なものを選んでみましょう。