看護師さんの働き方は、一つの病院で日勤と夜勤を繰り返す働き方だけではありません。
特に最近では、夜勤のみで働く「夜勤専従」のスタイルを選択する看護師さんも増えてきました。
一口に夜勤専従と言っても、その形態は大きく「夜勤専従バイト」と「夜勤専従常勤」の2つに分かれます。
そこで本記事では、夜勤専従バイトと夜勤専従常勤の違いを解説した上で、それぞれのメリットを紹介します。
ご自身に合った働き方を選択する上での参考にしてください。
夜勤専従バイトと夜勤専従常勤の違い
夜勤専従バイトと夜勤専従常勤の大きな違いは、雇用形態にあります。
夜勤専従バイトはその名の通りアルバイトとして勤務するため非正規雇用です。
一方、夜勤専従常勤は正規雇用で、原則同じ病院で勤務します。
また、雇用形態の違いに伴い、給与の支払われるタイミングも異なります。
非正規雇用の夜勤専従バイトは日給制のケースが多く、正規雇用の夜勤専従常勤は月給制で給与が支払われるのが一般的です。
夜勤専従バイトと夜勤専従常勤、それぞれのメリット
この2つの雇用形態には、それぞれのメリットがあります。詳しく見ていきましょう。
夜勤専従バイトのメリット
夜勤専従バイトのメリットは、まず自由度が高いことが挙げられます。
勤務する病院ごとに細かいルールは異なりますが、ご自身で働きたい日に仕事ができる点が最大のメリットです。
休日も自分で設定することができるため、月によって「今月はしっかり働いてお金を貯めたい」「今月は旅行に行くから休みを多めにしたい」など、スケジュールを調整しながら働けるのは夜勤専従バイトの強みの一つでしょう。
夜勤専従常勤のメリット
一方、夜勤専従常勤の最大のメリットは安定性でしょう。
一つの病院で継続的に勤務するため、長い目で見た時に、評価による昇給なども期待できるかもしれません。
福利厚生が充実していたり賞与が支給されたりと、正規雇用ならではのメリットもあります。
何より慣れた環境で働き続けられる点も、強みの一つでしょう。
中には、余裕のある方は夜勤専従常勤での勤務をしながら、単発で夜勤バイトを活用している方もいます。
自分に合った働き方を
ここまで夜勤専従バイトと夜勤専従常勤の違い、それぞれのメリットを紹介してきましたが、一概にどちらが優れているとは言えません。
まずは、ご自身がどのような働き方をしていきたいかのキャリアプランを立て、最適な方を選ぶようにしましょう。
最後に、それぞれの働き方にどのような方が向いているかを紹介します。
・一つの病院に限らず、違う病院でも勤務し幅広く経験を積みたい方
・働くリズムを自分で決め、自身の体調を優先しながら働きたい方
・しっかりと働きお金を貯める期間と、休暇を利用して長期の旅行を楽しみたいなど、メリハリをつけて働きたい方
・一つの病院で腰を据えてキャリアを形成していきたい方
・働くリズムをある程度一定に保ちながら、安定的に働きたい方
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