看護師さんの特徴的な働き方の一つ、夜勤。実は、夜勤の中でも一人で業務をおこなう「一人夜勤」は、メリットが多く人気があります。
しかし、一人での夜勤業務を実際に経験したことがない看護師さんは、不安を感じる点も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、一人夜勤の業務内容を紹介した上で、メリットや大変さを感じる部分について現役看護師さんの実際の声を紹介します。
一人夜勤を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
夜勤シフトの業務内容
夜勤シフトでもナースコールの対応や点滴交換、バイタルチェックなどのルーティン業務は日勤と変わりません。
夜勤業務で日勤と異なる点は、一人当たりの対応する患者さんの人数が増える点です。
また、夜勤シフトでは、急変対応や点滴などのトラブルに対応したり、夜間巡視(見回り)を2〜3時間ごとにしたりといった業務が発生します。
看護師さんに聞いた!一人夜勤のメリット
では、ここからは実際に現役の看護師さんから聞いた一人夜勤のメリットを紹介します。
人間関係のストレスが少ない
・周囲の看護師とのスキル差にストレスを感じなくて良い
・自分の看護観、やり方で仕事ができる
・お局的な存在の方がいる場合でも関係なく仕事ができる
周囲に気を遣うことなく仕事に集中でき、人間関係のストレスが少ないと感じている方が多いようです。
職場の人間関係が上手くいかないと感じている方は、一人夜勤を選択肢にしてみてはどうでしょうか。
時間を自分の自由に使える
・タイムスケジュールを自分で立てられる
・周囲に気を遣うことなく、休憩時間を自由に過ごせる
・周囲のペースに合わせなくて良い
チームで仕事をする場合は、自分のやり方や流れで業務ができない場合もあります。
その点、一人夜勤では自分のペースで仕事ができるため、気持ちが楽だと感じる方も多くいるようです。
スキルアップにつながる
・外来の経験が積める(救急外来)
・お産の経験が積める(助産師クリニック)
・空いている時間を自身の勉強に充てることができる
対応できる看護師が自分しかいない一人夜勤では、普段だと任されない業務もすべて一人で行う必要があります。それによるスキルアップに期待できる点も魅力です。
また、比較的時間がとれる夜の時間に、普段できなかった業務の細かい点を確認できるといったメリットもあります。
一人夜勤の大変さを感じる部分
体調を崩しやすくなる
一人夜勤に限ったことではありませんが、夜に働くことで生活リズムが崩れやすくなります。
一人夜勤では特に、緊急対応で忙しくなり仮眠や休憩がしっかり取れない場合もあるため、出勤前や出勤後のセルフケアが重要です。
受け持ち人数が多くなる
先述した通り、一人夜勤では受け持つ患者さんの人数が増えるため、業務を効率良く行うスキルが求められます。
また、頼れる人が周囲にいない状況でイレギュラー対応することも増えるため、ある程度の経験値が必要です。
まとめ
今回は、一人夜勤の業務内容、メリット・デメリットについて紹介しました。
一人夜勤は大変な部分はあるものの、人間関係のトラブルが少なく、自分のやり方やペースで仕事ができる点から、現役の看護師さんからも人気があります。
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