早期退職した看護師さんに聞いた！実際に転職活動を始めたタイミング

転職を考え始める時、「いつ頃から転職活動を始めたらいいのだろう」と悩む看護師さんも少なくありません。
また、転職活動はできるだけ効率的に短期間で済ませたいものです。

今回、早期退職をした看護師さんに転職活動を始めたタイミングについてアンケートを実施しました。
実際の声を参考に、転職活動のタイミングを検討してみましょう。

円満に早期退職をするための流れと退職までの期間

退職の意思表明は法律上、退職の14日前であれば問題がないとされています。
しかし、それではスムーズに退職できないケースが多いのも現実です。
円満に退職するために知っておきたい退職までの流れと必要な期間を解説します。

退職をするまでの流れ

勤務先への申告は最低でも1〜2ヶ月前までを目処に行いましょう。
ただし、後任探しや引き継ぎなどの関係上、勤務先の状況によっては引き止めに合うケースも少なくありません。
早めに申告すればするほど勤務先に迷惑を掛けることなく円満に退職しやすくなります。

また、退職までの大まかな流れは以下の通りです。
流れを把握して大体のスケジュールを立てておくとよいでしょう。

ステップ1：転職活動をスタートする
ステップ2：辞職の意思を上司に伝える
ステップ3：退職日を決定する
ステップ4：退職届を提出
ステップ5：業務の引き継ぎを行う

退職までの平均的な期間

令和2年に行われた厚生労働省の調査によると、転職活動を始めてから離職するまでの期間は「1ヶ月以上から3ヶ月未満」との回答が28.8%を占め、最も多い結果となりました。
これから転職活動をされる看護師さんはぜひ参考にしてみてください。

【参考】
令和2年転職者実態調査の概況

看護師さんに聞いた！転職活動を始めたタイミング

実際に早期退職を経験した看護師さんにアンケートをした結果、転職活動を在職中に始める方がほとんどでした。
実際のコメントを詳しく見ていきましょう。

在職中に転職活動をスタート

在職中に次の就職先へとスムーズに移れるようなスケジュールを立てて、転職活動を始める看護師さんが多くいらっしゃいます。
転職先を急いで探して失敗することのないよう、前もって準備をしておくことが必要です。

【実際のコメント

・収入を途切れさせないため、翌月から働き始められるようなタイミングで転職スケジュールを立てました。
・辞めようと考えたタイミングの半年前から実際に転職活動を始め、3ヶ月前に上司に辞める意思を伝えました。
・辞めようと思っている時期の2 〜3ヶ月前から転職活動をスタートしました。
・保険の切り替えに合わせて転職ができるように転職活動をしました。
・ボーナスが下がったり、上司との意見の食い違いがあったりした際に転職を考え始めました。