夜勤バイトをする看護師さんが体調不良になった時はどうする？

勤務人数が少ない夜勤では、一人でも看護師さんが体調不良で休むと勤務先に大きな影響を与えることとなります。
ただし、無理して働いても重大な事故に繋がりかねず、時には安静にする判断をすることも必要です。
また自身の体調不良の他に、子どもの体調不良でやむを得ず休まなければならない場合もあるでしょう。

そこで今回は、体調不良などで夜勤バイトを休む場合、どのような対応をすべきか解説します。
体調不良を未然に防ぐ対策も解説するので、ぜひ参考にしてください。

夜勤看護師さんが悩まされやすい体調不良

夜勤看護師さんは体内リズムを崩しやすく、慣れない最初の頃に些細な心身の不調を経験する看護師さんもいらっしゃいます。

体内リズムが崩れることで起こる体調不良には、便秘や肌トラブル、口内炎、女性の場合は月経異常などがあるでしょう。
また、夜勤看護師さんは少人数で対応するプレッシャーから、精神的なストレスが原因となる不調に悩まされるケースもあります。

夜勤バイトを初めて休む看護師さんの中には、誰にどのように伝えると良いのか悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは体調不良で夜勤バイトを休む連絡をする際に気をつけたい4つのポイントを解説します。

夜勤の勤務メンバーが欠ける場合、すぐに代役を探す必要があります。
欠勤の必要があると感じたら、夜勤が始まる直前まで様子を見るのではなく、早めに判断して伝えるようにしましょう。

欠勤の連絡は早めに確実に行う必要があるため、看護師長やリーダーなど直属の上司に伝えるようにしましょう。
メールやメッセージだと相手の確認が遅れてしまうこともあるため、電話での報告がベストです。

体調不良の連絡は、具体的かつ簡潔に伝えられるよう、連絡する際は事前に伝えることをメモなどにまとめておきましょう。
仮に体調不良の連絡を伝言してもらう場合も、具体的かつ簡潔な連絡であれば、抜け漏れなく伝えられます。

また、感染リスクのある病気でないことを証明するためにも受診予定や診断結果も伝えられると良いでしょう。

体調不良で欠勤する場合、復帰できる勤務日を伝えられると勤務先も安心できます。
次回の出勤日にも欠勤の可能性がある場合、事前に代わりのメンバーの手配が必要です。
また、子どもや家族の体調不良が理由で、やむを得ず休む場合、子どもや介護を代わってくれる人の手配状況などを共有するようにしましょう。

体調不良の原因の多くは、生活習慣や普段の疲れなどです。
体調不良を防ぐために、夜勤バイトをする看護師さんが普段の生活から意識できるポイントを確認しておきましょう。

自律神経の乱れは、さまざまな不調を引き起こします。
特に体内リズムを整えにくい夜勤看護師さんは、食事管理や適度な運動などで意識的に自律神経を整えることが必要です。
夜勤の前後に簡単なストレッチやヨガ、散歩などの運動を取り入れると良いでしょう。

慢性的な疲れを残さないためにも睡眠は重要です。
夜勤看護師さんは朝に睡眠をとるため、質の良い睡眠を取って仮眠をコントロールする必要があります。
睡眠環境の整備はもちろん、快眠のために体内リズムを整えることを意識して、朝の時間帯に太陽を浴びるなどの行動を取るのがおすすめです。