さまざまな働き方ができる看護師さんの中には、夜勤専従常勤の働き方を選択する方もいらっしゃいます。
「夜勤専従常勤とはどのような働き方なの?」と疑問に思っている方も少なくないでしょう。
本記事では、夜勤専従常勤の働き方が気になっている方に向け、夜勤専従常勤で働くメリットや注意点を解説します。
夜勤専従常勤とはどんな働き方?
夜勤専従常勤とは、夜勤のみで働く働き方です。雇用形態は、一施設に所属する正社員。また夜勤専従非常勤の働き方もあり、その場合の雇用形態は、パートやアルバイトとなります。
夜勤専従常勤の主な仕事内容は、巡回やナースコール対応、点滴管理、排泄介助、検温など。日勤を経験したことがある看護師さんが夜勤専従で働く場合に特別必要とされるスキルはありません。
ただし、夜勤は少人数制のため、2〜3年などある程度看護経験を持った看護師さんが望まれます。
看護講師や健康セミナー講師
まずは、夜勤専従常勤で働くメリットを見ていきましょう。
高収入が望める
夜勤専従で働くメリットの一つが、収入の高さです。
給与にプラスして、夜勤手当が付与されるため、日勤で働くよりも高収入が期待できます。
また、夜勤専従常勤は正規雇用で、非常勤の働き方と比べると待遇が良く、福利厚生も充実しているため、長期的な目線でキャリアを考えている方におすすめです。
勤務回数が少ない
夜勤専従常勤は一回の勤務の拘束時間が長い代わりに、月の勤務回数は少ない点が特徴です。
夜勤専従常勤の看護師さんの月の勤務回数は、10回前後ほどです。
生活リズムが安定する
夜勤常勤は、昼夜逆転の生活となるため「体力がないと厳しいのでは?」と考える方も少なくありません。
しかし、日勤と夜勤の両方を担当する働き方よりも安定した生活リズムが保てます。
どうしても夜型の生活に慣れない方も一定数いらっしゃいますが、人気のある働き方です。
日中の時間を活用できる
夜勤常勤の場合、夜型の生活リズムに慣れてくると、日中の時間を有効活用できます。
日中に家族との時間を過ごしたり、スキルアップのために資格取得のスクールに通ったりする看護師さんも多くいらっしゃいます。
夜勤専従常勤で働く際の注意点
夜勤専従常勤で働くメリットは多くありますが、一方で注意点もあります。
夜勤専従常勤としての勤務を始める前にしっかりと確認しておきましょう。
体調管理に注意
特に夜型の生活リズムに慣れるまでは、体内リズムの調節が難しく、体調を崩しやすくなります。
勤務中の仮眠や勤務前後の睡眠、食事などをコントロールして普段より慎重に体調管理しましょう。
患者さんの様子が把握しにくい
夜勤の時間帯は基本的に患者さんが寝ていることが多いため、患者さんとコミュニケーションが取りにくい状況です。
さらに、夜勤専従の場合は、日中の患者さんの様子が自分の目では確かめられないため、看護がしにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
職場選びは慎重に!
夜勤は少人数での勤務となります。
職場選びの際には、夜勤体制や職場の設備、緊急搬送の有無などをしっかりと確認しておきましょう。
高収入であっても職場環境が自分に合っていなければ、体力的、精神的に長く働けない状態になりかねません。
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