看護師さんの夜勤バイトのはじめ方!ロング夜勤とショート夜勤の違いとは?

疑問点を調べる女性

今後夜勤バイトを検討している方は、「夜に働くのはわかるけど、一体看護師さんは何時から何時に働いているの?」と勤務時間について疑問に思う方もいるでしょう。

看護師さんの夜勤には、8時間程度のショート夜勤(三交替制)と長時間勤務のロング夜勤(二交替制)の2種類あります。
特に介護施設では、勤務時間の長さに応じショート、ロングと呼ぶことが多い傾向です。

今回の記事では、ショート夜勤とロング夜勤の違い、それぞれのメリットや注意点を解説します。
特にWワークでの夜勤バイトを検討している方は、自分のライフスタイルに合った働き方を見つけるために、ぜひ参考にしてみてください。

ショート夜勤とロング夜勤の違い

比較検討をする医師と看護師

ショート夜勤とロング夜勤の違いについて、勤務時間、収入、業務内容の3つの側面から比較してみましょう。

勤務時間

ショート夜勤は、一般的に夜22時頃から翌朝7時頃までの8時間程度の勤務を指します
深夜帯に集中した勤務で、深夜勤とも呼ばれます。また、病院や施設によっては、夕方16時から夜中の0時頃までの準夜勤と呼ばれる勤務もあります。

ロング夜勤は、拘束時間が長く、夕方16時頃から翌朝9時頃までの16時間程度が一般的です

収入

看護師の夜勤バイトでは、勤務時間帯や長さによって収入が大きく変わります。その理由は夜勤手当です。

夜勤手当は、勤務時間帯や勤務の長さによって金額が異なります。
日本看護協会の調査によると、ショート夜勤の場合、準夜勤では平均約4,234円、深夜勤では約5,199円の夜勤手当が支給されるケースが多い傾向です。
一方、ロング夜勤(二交替制)では約11,368円と、より高額な夜勤手当が期待できます

参照:「日本看護協会2023年病院看護実態調査(PDF)」(P31)

業務内容

深夜帯に働くことの多いショート夜勤では、主に夜間の患者さんの様子を観察し、急変に備えることが主な仕事です
具体的には、病棟の巡回、ナースコール対応、バイタルチェック、点滴管理などを行います。
患者さんが起床した後には、朝食の食事介助や排泄介助、与薬などを行う場合もあります。

ロング夜勤は、夕方頃から勤務を開始するため、それらに加え、夕食の準備や配膳、就寝介助なども担当します。

あなたにはどっちが合っている?ショート夜勤とロング夜勤、それぞれのメリット

では、ショート夜勤とロング夜勤には具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
それぞれの内容を見ていきましょう。

ショート夜勤のメリット

人気のショート夜勤は、勤務時間が短いため、身体への負担が少なく、体力的にきついという方でも続けやすいというメリットがあります。また、日中の時間を有効活用しやすいのも魅力の一つです。
さらに、本業の仕事が終わってからの時間で勤務しやすいため、短時間で効率よく稼ぎたいというWワークを検討している方に向いています

ロング夜勤のメリット

ロング夜勤は、高収入が得られるだけでなく、プライベートの時間を充実させたい方には魅力的な選択肢です
勤務時間が長い分、夜勤明けには十分な休息時間を確保でき、次の勤務にしっかりと備えられます。

ショート夜勤とロング夜勤、それぞれの注意点

最後に二つの働き方の注意点を確認しておきましょう。

ショート夜勤の注意点

ショート夜勤は、勤務時間が短い分、ロング夜勤に比べて勤務回数が増える場合があります
また、ショート夜勤では、深夜帯に働くことも多く、勤務時間が短いため、患者さんとの信頼関係を築く努力がより必要になるでしょう。

ロング夜勤の注意点

勤務時間が長いロング夜勤は、体力的にも精神的にも負担が大きくなります
特に、忙しい病院や施設では、夜間の仮眠時間が十分に取れない場合もあり、疲労が蓄積されやすいこともあるでしょう。

また、夜勤時間が長い分、担当する業務量も増え、残業が発生する可能性も高まります。
ロング夜勤を検討する際は、ご自身の体力や精神状態と相談しながら、無理のない範囲で勤務計画を立てることが大切です。

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