最近お昼の時間帯でなく、夜の間だけバイトとして働く看護師さんも増えてきています。
家事や育児など家庭の事情で日中は手が離せないけれど、看護師として働いてお給料が欲しいという方には人気です。バイトとはいっても夜勤であれば手当もつくので、かなりの収入を見込めます。
今回は長く夜勤バイトを続けるために必要な、休憩時間の使い方について調べました。
実際に働いている方や、これから転職を考えている方の参考になれば幸いです!
【気をつけなければ体に負担のかかってしまう夜勤】
お給料の高さや時間の都合に合わせて柔軟に働けることに加えて、急患がなければ日勤に比べて、静かで落ち着いた環境で働けることが夜勤のメリットです。
しかし普段は休んでいる夜に働くことになるので、日勤よりもさらに体のケアをしておかないと危険です。無理をして疲労やストレスをためては、長く働けず結果的に効率が悪い働き方になってしまうかもしれません。
社会的な課題でもあるので、看護職に就く方の夜勤・交代制に関するガイドラインなどの作成を通じて改善が進められていますが(※1)、働くときには注意する必要があります。
とくに大事な点は休憩中の過ごし方です。
【勤務先を決めるときには、交代制や休憩時間を要チェック】
病院によって交代の制度や時間は異なるので、条件面はしっかりと目を通して選ぶことをおすすめします。
忙しく働くなかでもしっかりと休憩する時間を確保できるか、仮眠などをとるための設備が充実しているかは、面接時などに確認したいポイントです。
夜勤専門の求人サイト・コーディネーターなどを利用すれば、そういった細かい情報もあらかじめ調べられます。
【夜勤中の休憩時間の使い方】
休憩時間に仮眠をとることは疲労回復に最も重要です。
人は睡眠して休んだり、覚醒して活動したりを体内時計でバランスをとりながら生活しています。これをサーカディアンリズムと言いますが、夜勤の仕事ではこのバランスが崩れやすい点が疲労やストレスの原因となります。
仮眠はこの乱れを調整する役割があります。高い疲労効果もあり仕事のパフォーマンスを上げ、仕事後の疲労感も少なくなります(※2)。
心理面にも影響するので、仮眠は大切にしたいです。
質のよい睡眠をするためにはいくつか大事な点があります。
横になる時に、体を締め付けるようなベルトなどは取ったほうが良いです。
アクセサリーや靴なども外せると、よりリラックスできます。
寝る直前にスマホを使いすぎたり、喫煙をしてしまうと脳が覚醒してしまうので、これから仮眠しようとする場合には控えたいところです。
せっかく人間関係がよく、仕事にやりがいを感じても体を壊してしまっては長く働けずに元も子もありません。どんな仕事もそうですが、健康は資本です。健全に働けると日々の充実感にもつながり、より良いワークスタイルにもつながります。
ぜひ実践してみてください!
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(参考)
※1 夜勤・交代制勤務 に関する ガイドライン 日本看護師協会より
※2 夜勤中の仮眠のすすめ 日本看護師協会より