家の掃除や洗濯など日常的な家事を依頼できる家事代行サービス。
共働き世帯を中心に、家事に時間を割けない家庭での利用が増えています。
夜勤常勤での勤務や夜勤バイトとのWワークで働く看護師さんの中にも、家事に関する悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、家事代行サービスの費用や依頼の仕方、トラブルを避けるためのヒントを解説します。
「仕事が忙しくて、なかなか家事まで手が回らない」と悩んでいる看護師さんは、ぜひ参考にしてください。
家事代行サービスで頼めること
・料理の作り置き
・洗濯(洗い、干し、たたみ、収納)
・アイロンがけ
・部屋の片付け
・掃除機かけ、雑巾がけ
・ごみの分別、ゴミ出し
・植物の水やり
・日用品の買い物
・子どもの保育園や習い事の送迎(業者によっては対象外の場合も)
家事代行サービスで頼めるのは、日常生活で必要となる料理や洗濯、掃除といった軽めの家事です。
1回あたりの作業時間は2~3時間(業者により異なる)。
時間内にできる作業であれば、複数の家事を依頼することもできます。
家事代行サービスで頼めないこと
・エアコンクリーニング
・レンジフードの内部洗浄
・洗濯機の内部洗浄
・フローリングのワックスがけ
・家具の組み立てや設置など
・介護、介助
・ベビーシッター
・ペットの散歩
・家庭教師
家事代行サービスで頼めない作業は、専門的な道具や知識、資格が必要になるものです。
エアコンやレンジフードなどの内部洗浄は、専用の道具や洗剤を使用し、作業員にも知識が求められるため、家事代行サービスが対象とする日常的な家事には当たりません。
また、人や生き物に直接関わる介護や介助、ベビーシッター、ペットの散歩、家庭教師も対象外となるケースがほとんどです(業者によっては、家事代行サービスとハウスクリーニング、ベビーシッターなど、複数のサービスを提供している場合もあり)。
家事代行サービスの費用相場は?
家事代行サービスの費用は、1時間あたり2,000~4,500円前後が相場です。
1回2時間であれば4,000~9,000円、1回3時間であれば6,000円~13,500円。
さらに、スタッフの交通費が1回あたり700~1,000円前後。
延長料金は30分あたり1,500~2,500円前後となります。
また、留守の家に上がって家事をしてもらう場合は、鍵の預かり代として1,000円前後がかかる場合もあります(無料の業者もあり)。
多くの家事代行サービスは、スポット利用と定期利用の両方を提供しており、定期利用のほうが1回あたりの費用は安くなります。
家事代行サービスの依頼方法
家事代行サービスは、インターネットや電話で依頼できます。
業者のホームページからメールや電話で問い合わせをすると、見積もりとヒアリングのために担当者が自宅を訪問。
派遣日時や家事方針の確認などをした上で、スタッフが家事代行を行います。
お試しプランを提供している業者の場合は、初回サービス後に本契約の有無を決めます。
家事代行サービスのトラブルを避けるために
便利な家事代行サービスですが、他人を家にあげることを心配に感じる方もいるでしょう。
家事代行サービスで起きがちなトラブルを避けるには、以下の4つのポイントが重要です。
消費税込みの総額はいくらか。1時間あたりの金額、交通費、鍵の預かり代、延長料金について事前に確認しておきましょう。
2.優先順位をつける
作業内容が多すぎると時間内にすべての家事をこなせないケースもあります。掃除であれば、全体をざっときれいにしてほしいのか、一箇所を丁寧に掃除してほしいのかなど、具体的な要望を伝えましょう。
3.現金や貴重品は出しっぱなしにしない
宝飾品・財布などは人目につかない場所もしくは金庫にしまっておきましょう。
4.損害賠償保険の有無
万一、家の中の物が破損や紛失した場合に備えて、業者の対応、損害賠償保険加入の有無などをチェックしておきましょう。