日本看護協会の「看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン」によると、夜勤をしたいけど条件が合わずに諦めている看護師さんが多いことがわかります。
もし、条件面で夜勤を躊躇しているのであれば「夜勤アルバイト」を活用するのがおすすめです。
特に、1回から勤務できる夜勤バイトなら、生活に合わせて柔軟に勤務することが可能です。
そこで今回は、夜勤のメリットに触れながら、上手にバイトを生活に取り入れるコツを紹介します。
夜勤バイトのメリット
「生活のリズムが狂う」「一回の勤務時間が長い」との理由から、夜勤バイトを敬遠する看護師さんもいるかもしれません。
しかし、夜勤バイトをすることで得られるメリットがたくさんあるのも事実です。
夜勤手当が付く
夜勤の最大のメリットは、夜勤手当が付くことでしょう。
日中に同じ時間働くよりも効率良く稼ぐことができるため、「プライベートを充実させたい」と考えている看護師さんは、上手に夜勤バイトを生活に取り入れています。
また、「目標を持って短期間でしっかり稼ぎたい」と夜勤バイトを始める方も少なくありません。
空いている時間を有効活用できる
中には、「もっと稼ぎたい」と思っているのに、常勤先で希望する回数で夜勤に入れない看護師さんもいます。
そのような時に、常勤先以外で夜勤アルバイトができる環境があれば、自身のスケジュールが空いている時に勤務することができるため時間の有効活用ができます。
副業の時代と言われる現代、他のアルバイトを検討する方もいますが、看護師として活躍してきた方ならその資格と経験を活かして、夜勤バイトをする方がずっと効率が良いはずです。
夜勤バイトを上手に取り入れる際のポイント
夜勤アルバイトには大きなメリットがありますが、しっかりとポイントをおさえておかないと、継続するのが難しいこともあります。
夜勤バイトに興味がある方は、まずここで紹介するポイントをチェックしておきましょう。
配偶者、家族の理解と協力
夜勤バイトを始める際に、もっとも重要なのが配偶者や家族の理解です。
事前に家族内で夜勤を始めた場合の生活パターン、リズムを共有しておきましょう。
その際、どのような点で協力をお願いしたいのか、具体的な部分を明確にしておくことがポイントです。
夜勤の回数は自分でコントロールする
夜勤アルバイトを上手に継続させるためには、無理をしないことも大切です。
「もっと稼ぎたいから」と夜勤を入れすぎてしまうと、体調を崩してしまうこともあるでしょう。
そのため、自分で夜勤の回数をコントロールできるような環境を作ることが大切と言えます。
夜勤の単発アルバイトなら、自分の体調やスケジュールを考慮しながら入りたい時に勤務をすることが可能です。
例えば、「時間や体力に余裕がある時は多めに」「今月は忙しいから少なめに」など、夜勤の回数を調整できるのは大きなメリットです。
ママさん看護師は夜間保育のある病院も検討する
子育て中の看護師さんは、「子供をどこに預けるべきか」で頭を悩ませることも多いはずです。
実際に、家族のサポートが得られる土曜日に勤務入りするママさんも多くいらっしゃいます。
家族に子供を見ておいてもらえない時は、夜勤のアルバイトの勤務先として「夜間保育」「託児所」の設備が整っている病院を選択肢にしてみましょう。
利用できる条件や時間帯は病院ごとに異なりますが、子供の近くで働くことができるため、安心して勤務することができます。
もし、勤務先の病院に施設が整っていない場合は、以下の記事も参考にしてください。
【参考】保育園?それとも託児所? 看護師さんは子どもをどこに預ければいい?
まとめ
夜勤バイトを始める際には、さまざまな不安を感じるものです。
一人でうまく考えがまとまらない時には、無料で利用できる看護師専門のコーディネーターを頼るのもいいでしょう。
相談してながら仕事探しができるため、不安を解消した上で、自分に合った勤務先を見つけることができます。
「1日からできる単発の夜勤アルバイトならできるかも」と考えている方は、「単発の夜勤アルバイトを活用して、賢く稼ごう!」の記事も参考にしてみてください。