私には夜勤が合っている?夜勤で活躍する看護師さんの生活リズムとは

夕方に起床する女性

スポットの夜勤バイトや夜勤専従の働き方を検討中の看護師さんで、生活リズムの乱れが心配という方は多いでしょう。
夜勤は勤務時間帯の都合上、どうしても昼夜逆転の生活を余儀なくされます。
生活リズムが乱れて健康に影響するのでは?と心配な場合は、まずご自身が「朝型」か「夜型」かをチェックしてみると良いでしょう。

最近の研究では、人間の「朝型」「夜型」は年齢・生活習慣だけでなく、遺伝子との関係も大きいことがわかってきました。
夜型の方は午後のほうが身体や頭脳が活発になる傾向があるため、実は夜勤の働き方が合っている可能性もあります。

今回は、夜型と朝型の研究でわかってきた事実を解説するとともに、看護師さんの働き方の一つである「夜勤専従」や、スポットの夜勤バイトの探し方について解説します。

夜勤はつらい?それとも意外に合ってる?看護師さんの体質と生活リズム

朝目覚める女性

夜勤といえば、一般的には「睡眠時間が不規則で休めない」「生活リズムが乱れそう」と、つらいイメージを持つ看護師さんが大半です。
しかし、人間には夜型の生活リズムの人がおり、午前出勤よりも午後からのほうが仕事のパフォーマンスが上がる場合があります
もしも夜勤が、周囲が言うほどつらく感じない場合は、夜勤をメインの働き方としたほうが活躍の幅が広がるかもしれません。

人間の「夜型」と「朝型」は遺伝子で決まる?

人間は原則的に日中活動し、夜に休息する「昼行性」の体内リズムを持っています。
しかし、最近の研究では、実際の活動タイミングには個人差が大きく、こうした「夜型」「朝型」は、生活習慣や個人の心がけよりも遺伝的な要因で決まるケースが多いことがわかってきました

「クロノタイプ」と呼ばれるこのような個人の活動パターンは、普段の生活リズムを記録することで傾向を分析できます。
国立精神・神経医療研究センターがWeb上で公開している「ミュンヘンクロノタイプ質問紙(MCTQ)日本語版」では、質問に答えることで自分のクロノタイプを「強い朝型」「やや朝型」「中間型」「やや夜型」「強い夜型」の5段階からチェックでき、社会的な時間(午前から夕方まで働く)と自分の体内リズムの時差も知ることができます。

夜勤バイトを検討中の看護師さんは、このようなチェックツールも活用して、ご自身のクロノタイプと、夜勤で働くことが自分にどの程度の負担となるかをチェックしてみると良いでしょう。

「夜型」「朝型」のメリットとデメリットは?

夜型と朝型には、それぞれメリット・デメリットがあります。
ご自身の体内リズムがどれに該当するかを把握したあとは、夜型と朝型それぞれの、生活への活かし方を考えてみましょう。

【夜型のメリット】
・周囲に疲労が溜まる時間帯からパフォーマンスをあげられる
・夜間の活動が朝型と比較するとつらくない

【夜型のデメリット】
・仕事や学校などの社会的活動時間が体内リズムとずれやすい
・早起きの身体的負担が大きい

【朝型のメリット】
・社会的な活動時間に体内リズムを合わせやすい
・うつ病や肥満のリスクが少ない

【朝型のデメリット】
・夜間の活動(就業後の勉強や飲み会など)で身体的負担が大きい
・午後からパフォーマンスが落ちやすい

看護師さんの夜勤バイトの探し方

夜型傾向が強く、夜勤に適性がある看護師さんは、夜勤バイトを検討したり、夜勤専従の働き方を検討したりするのも一つの方法です。

看護師さんの夜勤バイト求人を専門で扱う「ナイトナース」では、単発のバイトから継続案件まで、様々な診療科・勤務先の夜勤求人を探せます。
夜勤のバイト探しをしている看護師さんは、お気軽にご相談ください。

☆あわせて読みたい☆
夜勤専従という働き方

看護師の夜勤バイト・夜勤専従求人サイト ナイトナースはこちら ★探してる夜勤アルバイト見つかります!