働き始める前に知っておいたほうが良い!日勤と夜勤バイトでの看護師の仕事の違いとは

命を守る手助けをする看護師さんの仕事は、社会にはなくてはならないものです。少子高齢化にともない、看護師さんの役割はより重要になってきています。しかし夜勤などもあり、常に緊張感のある現場での仕事は決して楽ではありません。
結婚・出産を考えている看護師さんや子育て中のママさんは、より良い働き方を考える方も多いでしょう。

そのなかで「夜勤バイト」が候補になることもあると思います。
今回は夜勤と日勤で看護師さんの働き方がどう違うのかを調べてみました。


【夜勤バイトであれば空いた時間に働ける】

 看護師さんの仕事は日勤のみでなく、夜中だけ勤務するという形態もあります。
夜勤のアルバイトは様々なメリットがありますが、大きな違いの一つに空いた時間で働けるということがあげられます。

日中には子育てや勉強、家事で忙しいけれど仕事も並行して行いたい、という方でも職に就けます。
人によってはWワークで仕事をかけもちしている方もいます。
病院によって条件はそれぞれですが、夜勤の手当がつくために日勤よりも高給になることが多い点も魅力です。

こういった夜中に勤務できる方は社会的にも求められています。
先ほども述べましたが看護師の仕事はハードであり、夜勤と日勤の混合シフトでは身体的にハードです。
夜勤専従看護師はまだ全体数は0.5%程度と少ないですが、看護師さんの負担を軽減するためにも今後増加することが見込まれます(※1)。

【日勤の仕事と夜勤の仕事の違い】

夜勤の仕事は日勤の仕事と違いもあるため、勤務を始める前に確認しておくことが大切です。
代表的な違いを紹介します。

・日勤とは別の仕事が必要なこともある
勤め先にもよりますが、日勤と夜勤で共通している部分が多いですが異なることもあります。患者さんに異変がないかを確認する見回りや、排泄の補助など介助の仕事をより多く求められることもあります。

・少ない人数で現場を回していく
夜間帯の勤務なので日中よりも全体の業務量は減ります。しかしその分看護師さんの人数も少ないので、忙しくないわけではありません。
急患の方が増えると目が回るほど忙しいですが、そうでないときは落ち着いているなど仕事の波が大きい傾向にあります。

・スキルが求められる
看護師さんの数が少ないために、必然的にひとりの看護師さんがマルチに仕事をこなすことを求められます。
そのためある程度スキルや経験を積んでいないと、即戦力にならないからと求人に応募できないこともあります。

・出勤回数が少ない
一般的には日勤の仕事よりも出勤回数が少なく、夜勤の単発のお仕事だと月1回からと限られた日数でも働ける可能性があります。
しかしその分現場の把握も難しくなるので、注意が必要です。

夜勤の仕事はたいへんな側面もありますが、夜勤専従で働く方の健康を守るために様々な環境整備なども進んでいます(※2)。
ひとくちに夜勤のバイトといっても、勤務先によって仕事内容や待遇などは少なからず違いがあります。
自分の希望とマッチするかしっかりと見極めながら、良い職場を探していきたいですね。


 看護師さんの仕事について、日勤と夜勤の違いなどをメインに説明させていただきました。お給料の良さや深夜帯でも働ける良さはありますが、必ずしもメリットばかりというわけではありません。
ライフスタイルはそれぞれ異なるので、夜勤でのバイトの方が適している場合もあります。いまでは夜勤の求人を專門に扱う就職情報サイトもあり、様々なサービスを受けながら自分にあった職場を探せますので、ぜひ夜勤バイトのことも調べてみてください!

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(参考)
※1 医療労働 2015年度 11月号より
※2 日本看護協会 「夜勤専従者の 「過重負担」を防ぎましょう!」より

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