志望動機が採否を分ける?夜勤看護師さんが理想の職場で働くために

面接をする看護師

夜勤の求人のみを扱う情報サイトなどができたことから、夜勤専従という働き方がすっかり定着してきました。しかし、実際に良い求人を見つけて応募しても、採用されなければ働くことができません。選考を突破するのに大切なのが「志望動機」です。

最近では看護師さんの夜勤求人の競争率が高まってきたこともあり、「良い志望動機を作れるかどうか」が採否を分ける重要なポイントになってきました。そこで、今回は夜勤のアルバイトを探している看護師さんに知ってほしい、志望動機を考える際のポイントを紹介します。


【志望動機を書く時に自己都合ばかりを伝えてはいけない】

面接をする看護師看護師さんが夜勤専従のアルバイトで働くメリットは、以下のようなものが一般的です。

・手当がつくので日当(時給)が高い
・昼間の時間を自由に使える
・日勤がないので生活リズムを安定させられる
・忙しくなければ静かな施設で穏やかに働ける
・月に4~8日など少ない出勤日数でも就業できる

しかし、ここで挙げたポイントは、あくまで看護師さん側のメリットです。これらの自己都合ばかりを志望動機にしてしまうと「この人は夜勤の大変さを理解しているのだろうか?」と疑われたり、「仕事を頑張ろうという意欲が感じられない……」とマイナス評価されたりしてしまう可能性もあります。

自分側のメリットばかりを伝えるのではなく、「この人ならきっと病院に貢献してくれる!」と採用者に思ってもらう必要があります。

【志望動機を考える際のポイント】

カルテを記入する看護師 良い志望動機は、以下の条件を満たしていることが大切です。

■短所を含めて仕事への理解がある

看護師の夜勤仕事は、日勤の仕事にはない大変さがあります。よく言われるのは、以下の点です。

・シフトの人数が少ないので、一人で幅広い仕事を行わないといけない
・夜間の仕事なので体調のケアが難しい
・急患の方がでたときは迅速で正確な判断を求められる

雇う側の病院からすると、「勤務してみたら思ったよりも辛かった……」と早期退職されてしまうのは困ります。未経験であっても情報を集めておき、デメリットを理解していることを示せると良いでしょう。

■自分の経験とスキルの高さを伝えている

夜勤は少ない人数で仕事を回します。頼れる人が少ない分、技術や経験の高さを日勤の仕事よりも求められがちです。自分の看護師としてのスキルを棚卸ししつつ、「こんな経験があるから夜勤でもうまくやれます」と、現場で即戦力として活躍できる根拠を伝えると高評価につながります。

■なぜ他の病院でなくその病院に応募したかがはっきりしている

日勤の仕事よりはマイナーとはいえ、夜勤の求人を出している病院も少なくありません。その中から「どうしてその病院を選んだのか」、その必然性がはっきりしていると強いアピールになります。

とはいえ、勤務地へのアクセスや待遇面などを志望動機にするのはよくありません。例えば、病院の掲げている理念や、独自の体制に共感したことなどを志望動機に盛り込むと「だからうちの病院を選んでくれたのか」と、客観的に納得しやすくなります。

■将来のビジョンも考えている

「このような思いを大事に働こうと思います」、「こんな取り組みをもとにスキルアップを目指します」など、具体的なビジョンがあると、より良い志望動機になります。採用されることを目的としていないことが伝わり、働くことのイメージができていると捉えてもらえるはずです。

■夜勤である理由が述べられている

ここまで採用者目線で志望動機を作る重要性を書いてきましたが、自己都合を述べてはいけないわけではありません。家庭の事情やキャリアプランなどから夜勤を選んだのであれば、それも併せて伝えましょう。日勤ではなく夜勤である理由がわかりますし、キレイな理由ばかりを並べるとかえって信頼性が落ちることもあります。

理想の職場に巡り合うためには、良い志望動機が欠かせません。せっかくのチャンスを逃さないためにも、今回紹介したポイントを意識して、志望動機を考えてみましょう。