異動や転職、お子様の進学などで生活がガラっと変わる方も多い新年度。
新生活を迎えるにあたり、「部屋を片付けて気分も新たにしたい!」と考える看護師さんも多いのではないでしょうか。
気候も暖かくなってくる春は、お部屋の片付けにもってこいのシーズンです。
そこで今回は、整理整頓を行うメリットや、片付けのコツを紹介します。
整理整頓が苦手な方はぜひ参考にしてみてください。
整理整頓がもたらすメリットとは
自宅を整理整頓することで、お部屋がきれいに見えること以外にもいくつかのメリットがあります。
ストレスの解消
特にストレスの溜まりやすい看護師さんにとって、いろいろな物が乱雑に置かれた空間では心から寛げず、いつの間にかストレスが溜まってしまうもの。
しかし、きれいに片付いた部屋で過ごせば、仕事で疲れた心や体をしっかりと休めることができます。
不要なものを処分したり、出しっぱなしの物を収納したりして目に入る情報量を減らせば、気持ちもすっきりと整うはずです。
時間の節約ができる
部屋の中が散らかった状態では、普段の掃除機掛けや拭き掃除などのお掃除もしづらくなります。
また、どこに何を置いたのか分かりづらくなることから、探し物をする時間が増えてしまうことも。
整理整頓をしっかりと行えば、このように日常的な家事や探し物に掛ける無駄な時間を減らすことができます。
お金の無駄使いが減る
整理整頓された室内では物の管理もしやすくなるため、同じような物を重複して買ってしまう心配がなくなります。
また、一度整理整頓の習慣を身に付ければ、物を保管するときのスペースについても意識しながら買い物する癖も付くため、物を無駄に買わなくなる効果にも期待できます。
部屋がスッキリ片付く整理整頓のコツ
次に、部屋をスッキリと片付けるための整理整頓のコツをいくつかご紹介します。
エリア・時間を決めて少しずつ片付ける
整理整頓を無理なく習慣にしていくためには、最初から家全体が100%片付いた状態を目指すのではなく、例えば「1日10分ずつ」と時間を決めて徐々に片付けていくようにしましょう。
片付けるエリアについても、「今日は台所、明日はリビング」のように1か所ずつ取り組むのがおすすめです。
収納家具・グッズはなるべく増やさない
片付けに取り掛かる際、最初に収納家具・グッズを買おうとする方もいますが、まずは部屋にある物を減らすことが最優先。
収納グッズは不用品の処分がすべて終わった後、どうしても必要な場合にのみ購入するようにしましょう。
所持品の量と定位置を決める
日用品や服、本がいつの間にか増えてしまい、部屋が狭く感じる場合、ジャンルごとに所持品の量を決めるようにし、収納スペースに収まりきらない物は手放しましょう。
物をしまう場所についても定位置を決めて、使ったら必ず同じ場所に戻すようにすると部屋が散らかりづらくなります。
思い出の品の片付けは最後に
アルバムや、子どもが作った工作品などの思い出の品は、片付け前につい見返してしまいがち。
効率的に片付けを進めていくためにも、まずは必要なものと不要なものを仕分けしやすい日用品の片付けから着手し、思い出の品の整理は最後に回すのがいいでしょう。
書類はデータ化を
手紙やはがき、書類は処分するタイミングに悩むものの一つ。
「いつか読み返すかも」と思うものは、スキャナーでPDF化して保存するのもおすすめです。
かさばりがちな家電の説明書は、最近ではメーカーがホームページ上でデータとして公開するケースも珍しくありません。
説明書が掲載されているURLを一元管理できるアプリもうまく活用しましょう。
手放すか判断に迷うものは保管期限を決める
手放すかどうかの判断に悩むものについては、今すぐ捨てる必要はありません。
「勢いで処分したものの、やっぱり後悔」とならないためにも、保管期限と一時保管用のスペースを決め、まとめてしまっておきましょう。
こうすることで、冷静に手放すかどうか、また手放すのであればどのように処分するかを考えることができます。
きれいな部屋で快適な生活を
整理整頓に苦手意識がある看護師さんも、今回ご紹介した整理整頓のコツを押さえれば、今よりもグンと片付け上手になれるはず。
何かと資料を持ち帰ることの多い看護師さんもスッキリと整ったきれいな部屋で、日々の生活をより快適なものにしていきましょう。